fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日は、午後から西宮市の保育士研修会でした。 その中に、教え子(24歳)が一人参加していました。 あの幼かった子が、きれいなお嬢さんになって、目の前で聞いてくれているのです。 ちょっと恥ずかしかったです(笑) 実はこの子は、大学の時にも私の授業を一度聞いてくれていました。 「大学の時に聞いた話もあったけど、先生になってから聞いてみると、また全然違った 感覚で聞けました。途中で泣きそうでした」 ・・・・・・・・ホンマうれしい感想でした。 夜は、この子と他に2人の教え子が来て、4人で飲み会です。 辻さん・・・保育所の先生 広瀬さん・・・保育所の先生 片岡さん・・・幼稚園の先生 そうなんです、みんな先生になっているのです。 なんかうれしいですね、本当に。 教え子たちがこうやって先生になってまた会いにきてくれて一緒に飲めるのです。 これを 「教師冥利に尽きる」 これを 「幸せ」 って言うのでしょうね。 あの 「15m走」 の授業のことを覚えてくれていました。 あの 「修学旅行物語」 や「マラソン世界記録への挑戦」 のことも覚えてくれていました。 懐かしい話がいっぱい出てきました。 楽しくて、うれしくて・・・・ついつい飲み過ぎて・・・酔ってしまいました。 この子たちがいた小学校は、あの阪神大震災で出来た学校です。 埋立地に、復興住宅やマンションが建ち、急きょ出来た新設校でした。 開校当時、私が担任した5年生は、1組20人と2組21人の計41人でした。 私の5年2組は21人いましたが、なんと20校から集まってきた子どもたちでした。 そんなバラバラの子どもたちと一緒に学校づくりを始めていきました。 開校当時は41人だった5年生が、その後どんどん転入生をむかえ、6年生の卒業時 には、なんと72人に増えていました。 震災で傷心だったからこそ、バラバラだったからこそ、転入生が多かったからこそ、 この子たちのつながりは強いものとなっていきました。 今も、とっても仲よしの子どもたち、いえ大人たちです。 私はこの子たちが卒業した後、教育委員会に入ってしまいましたので、 この子たちが私の最後の教え子になりました。 今夜は、ホンマ幸せな時間を過ごすことが出来ました。
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