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2011年12月21日
子どもたちにクラシック音楽を
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今日、仕事の帰りにCD屋さんの前を通ると、安いCDがたくさん売っていました。
クラシック音楽の新品CDが1枚315円です。 めちゃ安い!
思わず買ってしまいました。 私の思い出の曲を3枚です。 計945円 安っ!
★ベートーベン交響曲第5番「運命」 私が生まれて初めて聴いた交響曲。
★ドボルザーク交響曲第9番」「新世界」 この曲は嘘で指揮が出来ます(笑)
★ベートーベンバイオリンソナタ第5番「春」 出だしがとってもきれいな曲です。
 ※この3曲は、いつもレコードで聴いていたので、CDはなかったのです。
   でも家に帰ってみると、CDもありました。(ありゃ、いつ買ってたんや)
 
 
さて、
私が学校現場にいる時の 「委員会活動」 の担当は、
若い時は、ずっと 「体育委員会」 でした。
でもベテランになってくると、体育委員会を若い先生に任せて、
違う委員会を持つようになりました。
 
38歳の時、私は 「放送委員会」 の担当になりました。
放送関係については、まったく無知な私でしたが、やり始めるとけっこうおもしろい
のです。そしていろいろ改革?をしていきます。
まずは放送の曲をがらりと変えました。朝の放送やお昼の放送など、テレビで流行って
る曲を子どもたちはかけたがります。給食の時間もリクエストに応えていつも賑やかな
曲がかかっていましたが、私は「それはやめる」ことにしたのです。子どもたちが日常
あまり聴くことがないクラシック音楽やきれいな静かな曲を選んだのです。最初は不満
の声もありましたが、すぐに慣れるものです(笑) いえ、慣れさせたのです(笑)
子どものリクエストだからと言って、子どもに迎合していてはいけません。
この子たちには、こんなクラシックも聴かせてやることが大事なのです。
 
放送のスタートと終わりは、いつも 「ベートーベンのバイオリンソナタ第5番」 です。
この曲は、バイオリンとピアノのきれいな曲です。
この曲を1分ほど流したあと、放送委員の子どものきれいな声で
「みなさん、おはようございます。 HBC・ひらき放送局です。ただいまから朝の放送を
 始めます。・・・・・・・・・・・・」 と始まり・・・・・最後にまた「バイオリンソナタ」が流れて
「これでお昼の放送を終わります。 HBC・ひらき放送局でした・・・」 と終了するのです。
 
これを毎日流すと、子どもの中には 「バイオリンソナタ」 がしっかり入っていきます。
私は、6年生の子どもたちに言うのです。
「いつか大人になって、恋人と食事をしていると、この曲がかかることがあるから
その時は、『あっ、ベートーベンのバイオリンソナタや』 って言うんやぞ。すると、
彼女はきっと驚くから・・・・・。 まちがっても 『給食の曲や』 って言うなよ」
そんなことを言いながら、この曲を覚えさえました(笑)
その6年生も今は28歳になっていますが・・・きっと体が覚えていてくれると思います。
デート中にかかったかな(笑) 
 
 
今夜は、その「バイオリンソナタ」を聴きながら寝ます。 おやすみなさい。
 
 
 

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Posted by naka602 at 21:31 | TrackBack (0)
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