fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日の元気塾は、 「教師の哲学」 「授業づくりの哲学」 を持とう! そんな内容でした。 最初は、ハウツー本に頼ったり、人のマネをするもの大事だけど、そこから自分なりの ものを生み出していってほしい、ぶれない自分の軸を確立していってほしい、 そんなメッセージの元気塾でした。 私が若い頃に影響を受けた授業や先生方のこと、TOSS(法則化運動)のこと等を 例に出しながら、仲島の授業哲学について、いろいろ話していきました。 「あの子の目を輝かせたい」 「あの子のための授業」・・・・・これが仲島流。 「全員」を見ているというのは、実は誰も見ていないのと同じ。 「あの子」を見るから、そのまわりの子も見えてくる。 1時間の授業で「全員」を変えることは難しい。 でも「あの子」だけなら、変えることが出来るかもしれない。そして「あの子」のまわりも 一緒に変わっていくかもしれない。その1時間で「全員」を変えることができなくても、 今日は「あの子」、明日は「この子」、明後日は「あいつ」・・・・・・・・・、その繰り返しを 1年間していけば、クラスの全員が見えるようになる。全員が輝いていくようになる。 それが担任の授業である。 そう思うのです。 今日の元気塾も、「あの子の目を輝かせたい」 「あの子を泣かせたい」(笑) そう思って計画しました。 「あの子」とは誰か? それは私の教え子の「上舩津暢子(カミフナツノブコ)」です。 カミフナツ(29歳)は、現在、愛知県の高校の教師です。 4年前、単身で愛知県に行ってしまいました。(教採が兵庫県× 愛知県○) その行く直前の3月の元気塾に来てくれたのですが、それ以来4年ぶりに、今回の 元気塾に参加するという連絡を受けていたのです。 愛知県から、わざわざ西宮まで来て、4年ぶりに参加してくれるのだったら、 何かしてやろうと思い、今回の元気塾の最後の20分はカミフナツバージョンの内容に しようと思ったのです。カミフナツが初めての高校3年担任で卒業式を迎えた時の感動 エピソードを、みんなに紹介してやろう。 (その内容は、このブログの2010年6月2日に書いてある文です) これを読んだら、カミフナツはきっと泣くだろうな。あいつを泣かしてやろう。そう考えて カミフナツが当時好きだった森山直太郎の「桜」を探して、i-Podに入れてBGMもつくり ました。そして前夜にBGMにあわせて読む練習をしました。 するとナント、不覚にも練習しながら私が泣いてしまいました(笑) ええ文や、ええ曲や・・・・・夜中に、私一人、涙ですわ(笑) そして、元気塾当日はどうなったか? 最後の20分、「桜」のBGMをかけて、「カミフナツの文」を読みました。 突然、自分の過去のエピソードを言われて、カミフナツはびっくりした顔になりました。 そして、しばらくすると、カミフナツの目から涙が流れてきました。 私の目の前で泣いていました。 ・・・・・ヤッター、泣きよった(笑) やっぱり泣いたわあいつ、・・・・・・大成功や(笑) 元気塾が終わったあとの感想ですが、 カミフナツは、「今度の卒業式も頑張る!」 って書いていました。 シメシメ・・・・(笑) 他の参加者も書いてくれていました。 「最後の話に感動しました。私もあんな教師になりたいと思いました」 シメシメ・・・・(笑) 今日の元気塾の授業は、成功かな(笑)
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