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2012年3月6日
学校のCDラジカセ
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講演会で私はいつも音楽をかけるので、
CDをかける機器を準備していただいています。
そんな中で 「音楽がうまくかからない」 というトラブルが時々おきます。
 
私は3曲ほどお願いするので、CD3枚だと面倒なので、1枚のCD−Rに焼き直して
会場の係の方にお渡ししていますが、このCD−Rが不具合を起こすのです。
めったにないのですが、不具合は決まって学校のCDラジカセなのです。それも
古いタイプです(笑) 古いタイプのCDラジカセは、CD−Rの音をうまく読んでくれない
ことがあるのです。(予算の関係で学校にはこういった古いタイプはまだまだあります)
 
先日行った中学校での不具合には、驚かされました。
今までは、音がぶれたり、スピードがおかしくなるという不具合なのですが、今回は
初めてのケースです。
なんと、伴奏はうまく流れているのですが、歌の部分だけが聞こえないのです。
カラオケのようになって流れるのです。 えーなんで? ホンマびっくりしました。
歌だけカットする不具合だなんて、どうなったのでしょうね。
結局、今回は、歌は取りやめました。
用意していた歌は、かりゆし58の 「オワリはじまり」  と グリーンの 「扉」 でした。
私としては、この 「講演内容」 に 「この歌」 と思っていたので、本当に残念でした。
 
子どもたちの感想には、歌のこともふれられていました。
その感想も含め、今回の中学生の感想を少し載せたいと思います。
 
★今日は楽しい話やいい話を聞けてよかったです。最初、阪神タイガースの服にはビックリしました。仲島先生はすごくおもしろい先生だと思いました。「優しい」という言葉の意味や、体の不自由な人の話や、「死にたい」 と言ってた人が 「人のためにがんばる」 という話など、いろいろ聞けてためになりました。「オワリはじまり」 と 「扉」 の音楽が流れないというハプニングがあって少し残念でした。ぼくは 「扉」 という歌は知らなかったけど、「オワリはじまり」 は大好きな歌です。また仲島先生に話をしてもらいたいなあと思いました。
 
★今日、仲島先生の話を聞いて、「命の大切さ」 を学びました。一番印象に残っているのは、命は 「人のために使う時間」 と 「自分のために使う時間」 があるということです。ぼくは今まで 自分のための時間ばかり使っていて、人のために時間なんて全然使っていなかったので、これからは人のために時間を使って、もっと出会いを増やしていき、もっといい人間になっていきたいです。
 
★今日、私はすごく感動しました。私は命についてあまり深く考えていませんでした。でも先生が言っていた 「命とは自分の持っている時間」 と聞いて、そう言えばそうだなと感じました。今まで、私は周りの人にたくさん迷惑をかけてばかりだったので、これからは誰かのために、誰かを支えていける人になりたいです。私が一人でいる時、助けてくれた友達がいました。そして楽になりましたが、これが仲島先生が言っていた 「優しさ」 であり、「心の銀行に貯金」 が出来たのだと思いました。私は、何か辛い時や悲しい時には歌を聞くことにしています。「扉」 という歌に私は何回も救われました。今日はその 「扉」 がうまくかからなくてとても残念でした。でも今日の講演を忘れずに頑張っていこうと思っています。
 
★寒いのも腰痛いのも、全部忘れるくらい聞き入ってしまった。どの話もすごい良くて仲島先生の少し速くて心のこもった話し方に引き込まれた。もっともっとこんな授業を受けたいなと思った。私は警察沙汰になったこともないし、大けがをして障がいを持っている訳でもない。それでも周りの友達や先生、家族に本当にあったかい愛をたくさんもらっていることに、改めてありがたさを感じたし、うれしくなった。そんな人たちにお礼の気持ちも込めて 「人のために時間(命)を使える人になりたい」 と思ったし、少しでもそうしていきたい。「新しい扉のその先にきっと出会える次の自分」 「壁を乗り越えた先には、新しい扉があって、その先には出会いがあり、夢がある」 という仲島先生のコトバは、ホントに今の私にピッタリでした。
 
★心がほっこりするような講演でした。 「あなたと一緒にいれてよかった」 「あなたがいてくれてよかった」 って言ってもらえたら、どんなにうれしいことか。そういう友達を持つことができている私って本当に幸せ者だなあと思います。何でもしてあげるのが本当の優しさではなく、寄り添って辛いことも苦しいことも悲しいことも全部一緒に乗り越えるのが、本当の優しさであり、真の優しさ=強さということがよくわかりました。ケンカが強いだけが強さじゃない。本当に辛い時、苦しい時に自分で立ち向かっていけることなんだと思います。私はまだまだ強くありません。苦手な教科から目をそむけ逃げているのです。「どうせできないよ」「わかるわけないやん」とか、やりもしないで逃げている自分が恥ずかしく思えてしまいます。「出来るか出来ないかではなく、するかしないか」 大事なのは、やってやるという第一歩。やれないと哀れんじゃなくてやってやるという強い心でのぞむことが大切なんだと思いました。受験まであと少しです。最後まであきらめないで、出来ないことより出来ることを探していこうと思っています。仲島先生に会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
 
★めっちゃよかった。親の話をしていた時、自分と重なった気がして、何だかわからんけど、泣いてしまった。必死でこらえたけどあかんかった(笑) 今日の話は自分にとってプラスになったと思う。うち自身、今悲しいこと続きやけどがんばる!!正直、最近何が当たり前なんかわからなくて悩んでいたりする。うちの家庭はまわりと違うことが多くて不安な部分もあるけど、支えてくれる友達がおるから何とかがんばってる。この先、もしかしたら 「ばくはつ」 するかもしらんけど、そのあたりは先生、ごめいわくおかけします(笑)
 
★私は小学校の5年〜6年のはじめまで、ずっと学校では一人でした。すごくさみしくて、でも周りに心配をかけたくなくて、親にも 「こんなみっともない姿を見られたくない」 と思って一人で悩んでいました。私は幼稚園のころから水泳を始め、週1回通っていました。「一番上の級」 を目標にしていました。5年生のはじめ、やっと目標に届きました。でもそこでは練習メニューは私にはとてもきつくて 「もうやめよう」 と思っていました。その頃、一つ年上ですが、気の合う子に出会いました。その子はフォームもきれいで泳ぐのも速くて、いつも前の方を泳いでいました。もちろん私は一番最後でした。でもその子は後ろの方へいつも来てくれ、いつも話をしました。そして私は「やめたい」 ことを打ち明けました。そしたら 「あと1年おってくれへん」 と私をとめてくれました。「じゃあがんばってみよう」 と思って1年間彼女と過ごしました。しだいに 「クラスでは一人やけど、あの子がおる!」 と思って水泳が楽しみでしかたがありませんでした。1年後彼女は中学入学と同時にやめました。でもその頃、私は前から3番目を泳いでいて、泳ぐことの幸せをかみしめていました。彼女がくれた最高の宝物だと思っています。彼女とは今も大親友で、最高のベストフレンドです。仲島先生の話を聞いて、この事を思い出しながら聞いていました。仲島先生に感謝しています。
 
 
 
思春期の子どもたちは、いろんな悩みや葛藤と戦っています。
あの小さな心を痛めていることもよくあります。
親や先生への反抗、暴言・・・・・・でもそれはきっと彼らの心の叫びなのです。
そんな中でがんばっている生徒を見ていると愛おしくなります。
 
 
 
講演会の翌週の朝会で、この中学校の校長先生が、
かりゆし58の 「オワリはじまり」 を、あらためてかけてくださったそうです。
ありがたいことです。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 17:48 | TrackBack (0)
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