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2013年5月15日
うちの子をたのむ
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「うちの子」とは、自分の子のことではありません。
豊島さんにとっての「うちの子」は、「地域の子」のことです。
自分のことより、いつも地域の事を考え、我が子のように、地域の子を愛し、
時には頭から湯気が出るくらい怒り、ちょっとのいい話に涙をすぐに流す豊島さんでした。
学校にも市教委にもよく怒鳴り込んでこられました。ホンマうるさいオッサンでした。
そして怒鳴ったあとは、一緒にそのまま飲み屋さんへ直行です。そして涙を流しながら
「うちの子をたのむ」 と芦原の子どもたちのことを私たちに託されるのです。
そんな豊島利廣さんが、昨日亡くなられました。まだまだ若いのに逝ってしまいました。
 
私とは、23年前、平木小学校に赴任して以来のつきあいです。
30過ぎの生意気盛りの私に「同和教育とはこういうことや」を叩き込んで下さいました。
ホンマよく怒られました。でもいっぱい教えてもらいました。
よく飲みに行きました(私のγーGTPが一番高かった時期です)
よく踊りました(大好きなシャコ踊りです) 
校外学級の解消に向けての話では何度も何度も議論しました。
私が教職を辞めて、今の仕事をするようになってからは、講演会では一番前で話を
聞いて下さっていました。昨秋の同和問題講演会でも一番前でした。
「お前がそう言うなら・・・・」と応援もしてもらいました。
 
もうあの声が聞けない、そう考えると胸が締め付けられます。ショックです。
きっと若くして逝ってしまった娘さん(愛ちゃん)に会いたかったのでしょうね。
今頃、天国で一緒に久しぶりの団らんを楽しんでいるのでしょうね。
 
本当にお疲れ様でした。 本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。
「うちの子をたのむ」 そんな利廣さんの言葉を胸に、頑張っていきます。
 
 
 
※今日5月15日は、私の恩師玉川先生(享年27歳)の命日です。
 1972年5月15日。 その日は沖縄本土復帰の日でもありました。
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 06:42 | TrackBack (0)
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