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2013年12月5日
民主主義とは面倒くさいもの
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国会では今「特定秘密保護法案」を巡って、自民党が強行採決に走ろうとしています。この法案については、いろいろな意見があります。でもそれを無視するかのような動きになっているのです。

社会活動家の湯浅誠さんは、こう言っています。

「私には私の意見があり、別の人には別の人の意見がある。それが当たり前です。逆にそうでなければ気持ち悪い。みんなが同じ意見を持っているような社会は自由な社会とは言えないでしょう。
だから、異なる意見を闘わせ、意見交換や議論をする中で、お互いの意見を調整する必要があります。それは面倒なことでもあります。しかしそれでも誰かに任せるのではなく、自分たちで引き受けて、それを調整して合意形成をしていこうというのが民主主義というシステムです。民主主義というのはおそろしく面倒くさいシステムということ認識する必要があります。でもだからこそ、みんなが大切にされ自由な社会がつくられていくのです」


かつての自民党は、党内での意見の対立や派閥争いなどがよくありました。でもそんな中で、それを調整し、政治を行ってきたのです。ゴタゴタしているようですが、それはある意味、正常な姿の政党だったのでしょう。なのに「今の国会運営は正常でない」ということが、なぜわからないのでしょうか。民主主義を忘れたのでしょうか。



異なる意見を無視し強引に進める政治では、けっしていい国は出来ません。
それは学校経営でも学級経営でも家庭でも同じことが言えるのです。
異なる意見も大切にしながら進めないと成熟した学校や学級や家庭には
ならないのです。


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Posted by naka602 at 00:35 | TrackBack (0)
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