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2015年3月2日 |
ギネスに挑戦 in 沖縄 |
2月1日、この日はタイガースの沖縄・宜野座キャンプ初日でしたが、 私が選んだのは、与那原町の「ギネス世界記録に挑戦」です。 (与那原町は那覇市から10kmほど離れた人口18000の町です) 与那原町のジュニアリーダー(中学生)が考えた町おこし策の一つとして 「みんなでつながろう!ギネスに挑戦!」 ということで「ロングヒューマンタオルチェーン」という種目が行われました。 この種目は、どれだけ多くの人がタオルでつながれるかというもので 世界記録は、昨年3月にハワイで樹立された1113名で、 与那原町では1300名をめざして、この日を迎えました。 ジュニアリーダー(中学生)の提案に、 子ども会、教育委員会、そして町議会と町全体が動き出します。 議会ではギネス認定委員・判定員の招聘費用等、多額の予算もかかるので 反対もあったようですが「子どもの思い」を実現してやりたいという「大人の 思い」が実現にこぎつけました。そんなステキな大人たちがいる町です。 10:00 町の中心部にある「与那古浜公園」に人が集まり始めます。 11:00 参加人数が1000人ほどしかおらず、世界記録に100人以上 足りません。ここで放送がかかります。「みなさんこのままでは 世界記録になりません。各自電話をかけて呼んでください」 みなさん携帯を出して電話をし始めます(笑) 12:00 ぞくぞくと人がやってきます(笑)すぐ近くの知念高校の野球部員 は練習を中断してユニホームのまま約70人が駆け付けてくれました。 その姿にみんな拍手です(笑)そして放送がかかります。 「みなさん、世界記録を越えました!」(大拍手) 小1の子どもから90歳のおばあちゃんまで1415人の町中の人 が一つの公園に集結です。これだけでもなんか感動です。 12:30 「挑戦エリア」に入場開始です(ここで厳密にカウントされます) 13:30 競技開始。 たった5分間だけ、タオルでつながればいいというルールです。 楽勝です。軽快な沖縄ソングの演奏の中、5分間が終了し、いよいよ 結果発表です。 テレビでも見たことのある紺のブレザーの認定員の声が響きます。 「ただいまのギネス挑戦は、失敗です。認められません!」 「え〜〜〜〜〜〜〜!」 50人に一人の判定員がおり、厳密に見ているのです。実はタオルの つなぎ方にはルールがあり、それを一人でも守っていないとチェック が入るのです。汗を拭くため手をちょっと離しただけでアウトです。 1000人以上いるとそんな人も出てくるようです。 ギネス挑戦は3度までOKなので、もちろん2回目に挑戦です。 14:00 2回目の挑戦。 結果は「認められません!」 「え〜〜〜〜〜〜〜!」 5分間、沖縄の軽快な音楽に踊りながら、つい手を離した人がいた ようです。 これはイカン! このままでは中学生の願いを達成できない! 雰囲気が一変です。和やかな空気が緊張感に包まれました。 多額の予算が無駄になってはと町長さんがマイクを握ります。 「町民のみなさん、頑張ってください!」 町のギネス担当者の人の顔は蒼白です。 14:40 3回目の挑戦。 軽快な沖縄ソングは中断です。静かに5分間の緊張が始まりました。 「お父さん、しんどいよう〜」という小1の息子をなだめるお父さん、 おばあちゃんも腰をいたわりながら頑張ります。 15:00 3回目の結果発表。 紺のブレザーの認定員の声が響きました。 「世界記録1415名、達成です!」 その瞬間、町長はじめ町の職員、参加者は涙、涙、涙です。 町の担当者の号泣に、私ももらい泣きです。 ジュニアリーダーたちからは、素敵な素敵な笑顔がこぼれています。 そして、待ってましたとばかりに軽快な演奏が始まり、全員で 「カチャーシー」を踊ります(笑) 今度は笑顔笑顔笑顔のみなさんです。やっと解放されました(笑) ここまで5時間かかりましたからね(笑) たかがギネスですが、されどギネスです。 本当に感動した5時間でした。 今も私の机の上には、記念リストバンド(番号314)が置いてあります。 ちなみに、 参加者1415名の中で一番遠方から参加したのが私でした(笑) |
沖縄から帰ってきてから1か月、やっと沖縄報告ブログです(笑)その第1話です。表題の通り「ギネスに挑戦」です。あれから1か月前になりますが、その感動は今もしっかり残っています。
Posted by naka602 at 08:44
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