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2015年7月5日
ビーバップハイヒール
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関西ローカル深夜枠木曜日23:17〜の「ビーバップハイヒール」(ABC朝日放送)は、私の大好きな番組です。金曜日の「探偵ナイトスクープ」とともに、この2つは必ず録画しています(笑)

「ビーバップハイヒール」は毎回テーマが違うので、時々「ハズレ」もありますが、
だいたいは面白くて勉強になることが多いのです。
7月2日(木)のテーマは「伝説の教師」でした。
3人の教師が紹介されました。
灘高校の橋本武先生
奈良・王寺工業高校の久保田憲司先生
映画監督黒沢明の小学校時代の立川精治先生

その先生たちの言葉を書き出しておきたいと思います。
・自由に考えることのできる喜び
・子どもたちが興味を持てば、どんどん横道にそれて掘り下げる。
・「横道こそ王道」 そのうらには広がりがある。
・正解よりも、自分の興味に忠実であれ。
・「なぜ?」を繰り返すことで「考える力」がついていくのだ。
・「なぜ?」が子どもの意欲を湧かせるのです。
・すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。
・子どもたちは、今、学ぶ力を身につけようとしているのです。
・一つの問題をとことん探求することで、考える力と勉強の仕方を学ぶ。
・受験のための学びではなく、長い人生を生きる力を身につけるのです。
・教師が本気になれば、子どもは変わる。
・ダメな子どもなんて一人もいない。
・少しの自信で大きく変わる。
・子どもは可能性の塊なんだ。
・どんな人間だって、ある方向から見れば、そいつは主人公なんです。
・どんな人間だって、輝けるんです。


かつて立川先生がそんな授業をしていると校長から
「決められた授業をきちんとやってくれればいいんだ!」
と叱責されます。
今、これと似た言葉を文科省や教育委員会、校長、また議員や知事や市長が
言っていることがあります。横道は許されないのです。
そんな教育では、人間性や創造性豊かな子どもは育たないし、本当の学力も
つかないでしょうね。
全国学力テストには、毎年60億のお金がかかり、本来の趣旨や目的を忘れ、
全国で何位だとか、どこの県には負けたくないとか、そんなことばかり気に
するトップがいる限り、いい教育は出来ないと私は危惧しています。
今、文科省が盛んに言っている「アクティブラーニング」が口だけにならない
ことを祈っています。


「ビーバップハイヒール」は、そんな今の日本の教育に警鐘を鳴らしています。


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Posted by naka602 at 20:45 | TrackBack (0)
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