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2015年9月1日
五輪エンブレム
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模倣盗作疑惑でもめていた東京オリンピックエンブレムが、結局白紙撤回されました。その記者会見がライブ中継されましたが、組織委員会事務総長のダラダラした話しぶりにイラついたのは私だけでしょうか。何分しゃべるんや、さっさと結論を言え、って思いました。他のニュースをつぶしてまでの価値はなかったです。

五輪エンブレムについては、以前誘致活動をしていた時に使っていた
「五色の桜の輪」のデザインがそのまま使われると私は思っていました。
日本らしい柔らかで素敵なエンブレムだなと思っていましたが、
あれは誘致の時だけだったのです。
そして公式エンブレムの公募になったようですが、公募といっても条件が
あったようです。
「著名なグラフィックデザインの賞を2回以上受賞した経験者に限る」

なるほどね、そういうことか、やっぱり権威が大事だったのですね。
それで世界的なデザイナーの佐野氏の作品が選ばれたのですね。
誘致の時の「五色の桜の輪」のデザインは大学4年生の作品だったそうですが、
それでは格好がつかなかったのですね。
あぁ〜あ、そういうことか、なんかガッカリです。
それがわかると、あの記者会見のダラダラした言い訳も納得がいきます。
組織委員会もやっぱり権威重視だったのです。


以前見た某教育大学の教員公募でも「学会論文を出している者、大学院を
出ている者」と条件があったようです。ここでも権威や肩書きが重視されて
いるのです。人物より権威です。だから教育大はアカンねんと思っていました。


それと比べるわけではありませんが、
5年前に、私が尼崎市の教育委員の依頼を受けた時、
「私は教師を辞めて、肩書きもないし、尼崎のことも知らない。そんな私で
 いいのですか?なぜなんですか?」
すると、白井尼崎市長(当時)は
「あなたは肩書きもないし、尼崎のことも知らない。だからいいのです。
 でも子どものことはよく知っておられる。その力を貸してほしい。尼崎の
 子どもたちを先生たちを元気にさせてほしい。だからお願いしたい」
その言葉に私は感動して教育委員になったのです。


新しい五輪エンブレムの公募には、権威の条件がないことを願っています。




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Posted by naka602 at 08:04 | TrackBack (0)
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