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2016年1月3日
今年も「さすが姉貴」
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1年前の2015年1月2日のブログは「さすが姉貴」というタイトルで「富士山ツアー」でのバスでの行動を書いたのですが、今年は「湯布院方面・九州北部ツアー」です。
今回も昨年に続き、アクシデントです(今年もか!)
そしてまたまた姉貴の活躍です(笑)


最終日、黒川温泉から博多に帰る途中のバス車内での添乗員さんと姉貴との
やり取りです。

状況はこういうことです。
お正月で博多近辺は大渋滞だったようです。このままで行くともしかすると
博多駅からの新幹線に乗り遅れる可能性もあります。もし間に合ったとしても
博多駅ギリギリではお土産も買えないばかりか、構内を走らないといけないかも
しれません。ツアーには金沢など遠くから来ている人もいます。もし新幹線に乗
り遅れると乗り継ぎもうまくいかずに大変なことになってしまいます。

姉貴はたまたま一番前に座っており、添乗員さんがバタバタしながら会社と連絡
をしているのを目の前で聞いていたようです。
このまま予定通りの行程でバスを走らせるか、渋滞をさけて、手前の鳥栖ICで
降りて「新鳥栖駅」から新幹線で博多へ向かうか、の判断に迷っていたようです。
どうやら会社の判断は「そのまま行け!」だったようです。一か八かで渋滞に
突っ込めです。新鳥栖から乗車すれば、その運賃は会社負担になりますので、
それは会社としては避けたい様子でした。
そんな会社の対応と、それをしぶしぶ聞いている添乗員の姿勢に姉貴のスイッチ
が入ってしまいました。ブチッ!

(姉貴)このまま心配しながら博多駅に向かって、もし間に合わなかったら
    どうするつもりですか? 金沢の人は今日中に帰れますか?
    ギリギリだと構内を走らせるのですか?トイレは?お弁当は?
    お土産は? それより安全策をとって、鳥栖ICで降りて新幹線に
    乗る方がいいのではないですか?
(添乗員)私も安全策をとって新鳥栖駅乗車がいいと思うのですが・・・。
(姉貴)だったら、そうしたらどうですか?
(添乗員)でも会社の方が・・・
(姉貴)こういう時は遠くにいる会社の判断ではなく、現場にいるあなたの
    判断こそ一番だと思いますよ。
(添乗員)・・・・・(悩む)・・・・・

鳥栖ICが近づいてきました。時間はありません。そして
(添乗員)運転手さん、鳥栖ICで降りてください。そのまま新鳥栖駅へ。
    
添乗員さんは鳥栖ICを降りると決断したのです。
そしてツアー客25名は、新鳥栖駅から新幹線に乗車し、博多駅では予定の
新幹線に無事に乗れたのです。
急きょ乗ることになった九州新幹線800系のきれいな車内に、みなさん感動し
博多駅では余裕を持ってトイレも買い物も出来たそうです。
「添乗員さん、ありがとう! いい旅行でした」
の声に添乗員さんもホッとされていたようです。

添乗員さんは、別れ際に姉貴に
「ありがとうございました。なんだか自信がつきました」
と話したそうです。


さすが姉貴です。




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Posted by naka602 at 19:50 | TrackBack (0)
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