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2016年5月24日
引き渡し訓練
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血液型の性格診断を私は全く信じていません。でも私自身のA型は性格的にもその傾向はあるようで「仲島はA型やろ」と当てられ「やっぱりや」「真面目やもんな」と言われるのが嫌で「脱A型」をめざしていました。
すると、仲島はいつも陽気で元気で前向きで「仲島はO型やろ」って
言われるようになり、「しめしめ」って思っていたもんでした(笑)

それでも私と付き合い始めると、だんだんわかってくるようで
ある奴は、私のことを「用意周到の仲島」と呼ぶし
ある先生は、「仲島マメ太郎」って呼ぶのです(笑)
外面は脱A型でも、内面をわかっていてくれていると思うとそれはそれで
嬉しいものです。

さて
前置きが長くなりましたが、
今日のブログで言いたいことは他にあるのです。
「引き渡し訓練」のことです。
阪神大震災以後、引き渡し訓練をする学校が増えました。
引き渡し訓練とは、震災等の緊急事態の際に、学校の子どもを保護者に
どう引き渡すかの訓練です。
阪神大震災は午前5時46分に起こりましたが、これは不幸中の幸いで
もし昼間に起こっていたら、亡くなった人はもっと多かったでしょうし、
学校は大混乱だったと思います。
そういう意味でも「引き渡し訓練」はしっかりやっておきたいものです。

ところが、引き渡し訓練を参観日の後にしたりする学校がけっこうあるの
です。保護者が学校にいる時に引き渡し訓練です。
えっ?これって訓練になるの? これって意味があるの?
実際の状況と180度違うのです。緊急事態が起こった時には保護者は学校に
いないのです。緊急事態の時には連絡がうまくとれないのです。
保護者も被害に巻き込まれているかもしれないのです。
そんな時にどうするか?を想定した訓練をしておかないと役立たないのです。

東日本大震災でもそれが教訓になりました。
普段から危機感を持って訓練をしていたか、その意識が学校側にしっかり
あったかの差で、残念ながら被害の差が出ました。

形だけの引き渡し訓練なら、しない方がまし、とも思えます。
こんな状況の時はこうする、それがダメな時はこんな方法で・・・・と
しっかり研究、研修、計画、そして訓練が必要だと思うのです。

もし私が校長なら、もし私が引き渡し訓練の係なら、用意周到にマメに
するんだけどな、と思っています。


実は、
ここ数回のPTA講演会のあとには「引き渡り訓練」がセットにされて
います。ある学校では「引き渡し訓練」があるので、講演の時間を短く
してほしいと言われました(笑)
子どもも保護者も一斉に運動場に出て、引き渡し訓練って何だか滑稽です。
そんなん意味ない、そんなん無駄、と私は思っています。


どうか今日のブログを、その学校関係者が読まないことを祈っています。
読んだら怒るでしょうね。そしてもう仲島は二度と呼ばない!って思われる
でしょうね(笑)


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Posted by naka602 at 06:45 | TrackBack (0)
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