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2016年8月23日
リオ五輪400mリレー
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リオ五輪も閉幕しました。今回も感動のシーンがたくさんあり寝不足にもなりましたが、やっぱりオリンピックはいいものですね。

その中でも「400mリレー」の銀メダルには驚きました。
あのアメリカを破っての堂々の2位です。
日本チームの4人は、一人も9秒台はいないのです。そんな4人が
心と力を合わせて銀メダルをとったのです。
あのボルトも日本チームを称賛していました。

日本の4人の100m走の合計タイムは、40秒57(一人平均10秒14)
それが今回の決勝では、37秒60(一人平均9秒40)
なんとチームで2秒97も縮めているのです。
この2秒97はバトンパスの力です。
これがリレーの醍醐味、リレーのいい所です。
だからリレーは面白いのです。

これはオリンピックに限ったことではありません。
学校のリレーでも同じことが起こります。
遅いチームでもバトンパスを練習することによって
速いチームにも勝つことができるのです。
みんなの心と力を合わすことによって、チームの感動が生まれます。

4年生の子どもが言いました。
「バトンは心の通じるぼう」

子どもたちはバトンパスを通して心と心をつなぎ、支え合う仲間になって
いくのです。それは体育だけにとどまりません。算数でも同じように支え合い
ながら学力を伸ばしていきます。そして学級づくりにもつながっていくのです。
リレーの学習の教育的価値は、計り知れないのです。

今、発売中の「体育科教育9月号」の巻末エッセイは
「春に運動会実施の先生方へ」というテーマで、私は挑発的な内容を書きまし
たが、リオ五輪のリレーを観て「やっぱりそうだ」と確信しました。

学級づくりや人権教育、道徳教育が大事というならば
「リレーの学習」の授業づくりもしっかりやってもらいたいものです。
春の運動会で、いい加減なバトンパスをしている学校の先生たちには、特に
そう言いたいのです。




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Posted by naka602 at 06:55 | TrackBack (0)
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