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2020年5月23日 |
オンライン講演、今度は受ける側に |
今日は、オンライン講演を受ける側になりました。人間塾主宰の仲野好重先生のオンラインzoom講演でした。自分の部屋でパソコンを通して講演を聴くなんてつい数日までは思いもしなかったことです。目の前の画面に仲野先生がいて、あと30人近くの人の顔も映っています。東京からの発信なので私も遠い方ですが、なんとサンフランシスコからの参加者もいました。そんな30人がパソコンの画面を通して、すぐそこにいるのです。なんか信じられないことですが、これがオンラインなのですね。 実は自分のパソコンにカメラがついているのを知りませんでした(笑) こうやってつながるのかと初めて知りました。時代遅れの私です(笑) 画面の中の仲野先生から「仲島センセー」って呼びかけてもらえると なんか嬉しくなりましたね。 休校の中、担任の先生から「○○さん、元気ですか〜〜」とオンラインで 呼びかけてもらい、子どもが喜んでいるという報告もききましたが、 その気持ちがわかりました。 オンライン恐るべし。 これからの教育には欠かせなくなるのでしょうね。 仲野好重先生とのつながりは、かつて 西宮市家庭教育振興市民会議の委員 尼崎市教育委員会の教育委員(仲野先生は委員長) でご一緒させていただいていました。 その後、仲野先生は若者を応援する「人間塾」を起ち上げ 若者の育成と支援をされています。 私の今の仕事は、講演をする側になっていますが、 私が今も熱心に聴きに行く唯一の講演が仲野先生です。 月に一度あるいは二度、仲野先生の講演を聴いて勉強しています。 何にそんなに惹かれるかというと、「人間」について見つめ直す ことができるからなのです。毎回、反省したり、感謝したりしつつ、 自分の中に、頑張る気持ちが湧きあがってくるのです。 残りの人生をどう生きるかを考えさせられるのです。 若いころ、月に一度、土谷正規先生(2018没)の話を聴きに行って いましたが、今は仲野好重先生の話を聴きに行っている私です。 今回の話は、コロナ禍に関係する話でした。 ☆カミュ(ノーベル文学賞作家)の「ペスト」(1947年発表)の中から カミュの考え方について学びましたが、当時起こっていたことが今も 同じように起こっているのです。街を封鎖し、ステイホームです。 いわゆる自粛警察も出てきます。現象は70年前と変わっていないのです。 1947年当時も大きな反響でしたが、今、この小説は売り切れ中でなかなか 手に入りません。私も電子書籍から読みました。 ☆ドイツのメルケル首相の国民へのメッセージは話題になりましたが 改めて読み直し、メルケル首相の政治判断の根底にあるものについて 生い立ちも含めて学びました。だからあんな言葉が出てくるのです。 ☆教皇フランシスコの4月19日のメッセージも改めて読み直すことで 何が今大事なのかを考えました。 「愛を実践する」 「謙虚であること」 「誠意をもって生きる」 小説「ペスト」の文中にはこんな言葉が出ていました。 「ペストと戦う唯一の方法は誠実さです」 さて日本の首相はどうなんでしょうね。 コロナ禍でもあんな法案に必死になり、 「愛」とか「謙虚」とか「誠意」は どこにいったのでしょうね。 でも 「川を渡る途中に馬を替えるな」 は危機を乗り越える常道だそうです。 Aさんには頑張ってもらうしかありません。 |
Posted by naka602 at 16:12
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