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2020年9月15日 |
もう古いのかな |
今日9月15日は敬老の日、10月10日は体育の日・・・。そのイメージがまだまだ抜けない人はもう古いのかなあと「歳」を感じるのですが、昨日の「あさイチ」で衝撃的な事実を知りました。 それは「お箸の持ち方」についてです。 ある調査によるとお箸の持ち方について 「伝統的な持ち方でなくても気にしない」 について、30代以上の約半分が 「はい」と答えたのです。40代50代の人も「持ち方は自由でいい」と。 えっ気にしないの? 私はびっくり仰天です。 それに「伝統的な持ち方」ってなんだ?「正しい持ち方」ではないの? その言い方にもびっくりです。 時代は変わったのでしょうか。これも多様性なのでしょうか? いやこれは我が国の伝統的な食文化でしょう。 (あっ、だから伝統的な持ち方って言うのか) 小学校教師の「職業病」(あるある)の代表的なものが「漢字の書き順」 ですが、「鉛筆の持ち方」「お箸の持ち方」も気になるのです。 実は「鉛筆の持ち方」と「お箸の持ち方」には共通点があるというか 同じなのです。お箸を持っている上の方の指は鉛筆の持ち方と同じです。 今、鉛筆の持ち方が変な人も多くなっているのも事実です。 どんな持ち方でも「書ければいい」「食べられればいい」と思うかもしれ ませんが「正しい持ち方」には根拠があります。昔の人がしっかり考えて 作り出した根拠があるのです。それは「使いやすい」「体にいい」「自然」 ということです。昔の人がよ〜く考えて編み出した伝統的な技なのです。 お箸の持ち方のパターンは、大きく分けるとだいたい6パターンがあるそう ですが、6つを比べるとやはり「伝統的な持ち方」が一番効率的なのです。 小学校教師の職業病って言いましたが、もしかすると今の先生たちは あまり気にしていないかもわかりませんね。(その余裕もない) そういえば、2年前にある近隣市の教育長さんと一緒に食事をしましたが、 お箸の持ち方は間違っていました。私はめちゃくちゃ気になりました(笑) 元小学校の先生なのに・・、今はトップの教育長なのにね(笑) テレビである人が言ってました。 「時代についていけないものは、次第に衰退していく」って。 衰退していくのは、私の方なのかもしれませんね。 |
Posted by naka602 at 07:01
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