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2021年5月7日 |
さすがにもうオリパラは |
知り合いのSさんの具合は、まだよくなりません。9日連続で38度超えで、頭痛、咳、下痢、それでも入院出来ずに自宅療養です。保健所からは日に2回、電話がありますが「生きているかの確認」です。近くの公立病院は100人待ちとか。いつ急変するかわからないし、死を意識する日々です。 そんな中、テレビで「訪問看護師」さんの悲痛な叫びを見ました。 彼女が訪問した数日後、電話をすると「息子は亡くなりました」と母の声。 中等症患者であっても入院出来ない今の状況で 「握っても握っても、指の間から命がこぼれ落ちていくのです」と 彼女の無念でやりきれない言葉が胸につき刺さりました。 その一方で、行楽地に人がたくさん集まっていたり、札幌では、五輪マラソン のテスト大会が開催されているニュースを見ると複雑な気持ちになるのです。 大会に出た選手も、喜びを素直に表現したらまずいと遠慮がちなコメントを している様子を見て、これで本当にオリンピックはできるのかと思ってしま うのです。これでは選手もかわいそうです。 市民のワクチン接種もまだまだの中、選手だけがワクチン接種をし、無事に オリンピックが開催され、金メダルを取っても、その陰ではコロナで亡くな る人がいるのです。そんな中で大きな拍手が出来るでしょうか。 私はオリンピック、パラリンピックが観たいです。 特にパラリンピックには教え子も出場します。 だから本当に観たいのです。 でもこの状況では、さすがにもう無理と思わざるを得ません。 今はSさんの回復を祈るだけです。 Sさんの自然治癒力を信じるだけです。 |
Posted by naka602 at 21:54
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