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2021年5月18日
映画「まちの本屋」
大阪の十三(じゅうそう)に、「第7藝術劇場」「シアターセブン」という小さな映画館があります。たった50席ほどの映画館ですが、コアなファンも多い「知る人ぞ知る劇場」です。上映する映画もコアです。大きな映画館では上映しない「知る人ぞ知る映画」が上映されます。大阪の大空小学校を描いた「みんなの学校」はその後有名になりましたが、当初は「第7藝術劇場」などでしか上映していませんでした。いわゆる娯楽映画ではなく、ドキュメンタリー映画が多いのです。

今日は、
その「シアターセブン」で「まちの本屋」というドキュメンタリー映画を
観てきました。以前ブログでも紹介した尼崎・立花にある「小さな本屋」
「小林書店」を数カ月にわたって撮り続けた映画です。
店主である小林由美子さんと夫の昌弘さんと娘の愛さんの日常を描いた
作品です。小林さんと立花商店街辺りの人たちの交流が撮られています。
NHKの「ドキュメント72時間」の小林書店版のような感じです。

私は、劇場の一番前で観ていたのですが(ここは私の定位置です(笑))
画面と近かったせいもあり、私も小林書店にいるような錯覚に陥りながら
約2時間観ていました。
小林さんはいつもの小林さんのままだし、夫の昌弘さんもそのままでしたが、
画面に映る昌弘さんの小さな動作や仕草に、自然と涙が溢れてきました。
小林さんの陰には昌弘さんがいることが本当によくわかりました。

ただ映像が流れているだけの映画でしたが、人間のつながりや温かさ、
家族や地域の温もりを感じる素敵な映画でした。
終了後には、小林さんと監督の大小田さんが舞台挨拶をされ、その後
出口まで見送ってくださいました。温かいお二人です。

十三(じゅうそう)での上映は6/4までです。



余談ですが、
帰りに近道をしようと路地を抜けようとしたら、向こうから
誰かが手招きをしているではありませんか。
「えっ、誰?」
よく見ると、かわいいミニスカートのお姉ちゃんでした(笑)
そうなんです、十三はそんな歓楽街でもあるのです(笑)
もちろん無視して帰りました(笑)



Posted by naka602 at 16:08 | TrackBack (0)
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