カラーブリードを考える。
ブラック&タン!
これもダックスフンドではベーシックカラーと言える色合いでしょう。
レッドと同じ、Agouti locus(アグーチ ルーカス)から発色します。
ブラック&タンを作る為には、atは劣性遺伝子ですのでホモ結合させる必要があります。
atat B− C− D− E− kk mm
これが一般的なブラック&タンの遺伝子座。
どこに行っても見かけるつまらない色だなんて言わない様に。
このホモ結合を元に「ブラック&クリーム」「チョコレート&タン」「ブルー&タン」「イザベラ&タン」「チョコレート&クリーム」「ブルー&クリーム」「イザベラ&クリーム」とレアカラーコートにまで結び付けられます。
言い換えてしまえば、このホモ結合が無い限り上記のレアカラーは発生しないこととなります。
カラーブリードを試みたいあなたには必要不可欠な遺伝子であり、この遺伝子配列は忘れてはなりません。
これもレッドと同様に、交配での禁じられた組み合わせは、aシリーズだけで考えるとどの子ともok。
チョコレート経由のレアカラー作出も考えられますので、よく考えて素晴らしい子犬の作出を目指し頑張ってください。
カラー遺伝子についてご質問お受けします。
弊舎から嫁いでいない、関係を持っていない…
ご心配ご無用です。
同じ愛犬家として、知っている限りお答え致します。
一般家庭の方も、プロの方もどうぞ。
カラー遺伝子は命に関わる交配にも繋がりますので、表記・記載ミスなどございましたらご指摘願います。