カラーブリードを考える


ブリンドル。


虎柄(ブラックライン)を全体に発生させる遺伝子です。
プロ野球阪神タイガースのファンでしたら必須のダックスフンドでしょうか。

面白いですね。
ダックスフンドのカラー遺伝子の醍醐味でしょう。


この遺伝子がホモ結合するだけで、全身に虎柄が発生してしまうのですから。
案外美しい色合いなのですよ。
ブリンドルによって染め上げられたコートも。

当然、視覚的にレッド、ゴールド、クリーム、チョコレートなどの黒色以外の披毛全てに現れます。
レッドやクリームコートで発色すると、どの犬種にも見られない色合いとなり目を引きます。


Dominant Black locus(優勢する 黒色 遺伝子)
kdr ブリンドル(虎柄/ブラックライン)を発生させる。

エクステンションシリーズのEbrとも、ebrで表記されている場合も多々あります。
eeレッドやeeクリームのブリンドルも作出したことがございます。
となるとE(エクステンション)シリーズの1つとは考えずに、ドミナントブラックからのkbrと考えることが良いと思っております。


kbrからも危険な交配の組み合わせは考えられません。


ブリンドルとは、昔からある色合いなのですがマイナーでレアカラーになりましょうか。


ブリーダーやペットショップなどのプロには受けの良いカラーなのですが、一般の飼育者には人気が無いことが不思議です。
頑張って作出しても報われにくいのです。

ロングヘアーのクリームコートにブリンドルなんて、驚くほど美しいのに…


カラー遺伝子についてご質問お受けします。
弊舎から嫁いでいない、関係を持っていない…
ご心配ご無用です。
同じ愛犬家として、知っている限りお答え致します。
一般家庭の方も、プロの方もどうぞ。


カラー遺伝子は命に関わる交配にも繋がりますので、表記・記載ミスなどございましたらご指摘願います。

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