髭じじーの山便り!

下りだすと 徐々にガスが薄くなって来た
上から見ると 登山道らしき窪みが薄らと見えてきた
登りは全く間違ったルートを登ったようだ
何本も歩いたらしき笹の荒れたルートが有り
間違ったルートを 私も含めて皆さんが歩かれた後のようだ

写真の左側の窪地を登って来て 時計の高度計を見て
そろそろ山頂なのだがと判断して
無理やり 中央の尾根に登ったのが大正解だったようだ
高度を確認せずに そのまま進んでいたら
山頂をトラバースして 山頂は???だったのでは

綱附森〜天狗塚 縦走

高知県旧物部村
2009年9月13日

15:00 光石登山口着
前回は おかめ岩避難小屋から 1時間30分で下山していたので プラス15分で15時には帰りたいと思っていたが 渡渉地点で これは無理だと諦めたが 八丁からのキビキビ歩きで 15時に下山出来た

駐車場には まだ車がいっぱい
ナンバーを見ると 全て高知ナンバーだった
先に下山されていた方が 福山から? 遠くから
こんど比婆へ来られる予定とか
お互い 遠くから・・・
1000円効果ですね(笑)

7:49  頂上へ1,0kmの標識

これを見た時は もう少しだ・・・
しかし しかし これからが大変だった
ささ ササ 笹・・・・

高知県旧物部村の 光石登山口から登り まだ未踏う区間だった綱附森〜天狗塚を縦走して来ました
これで 一ノ森〜剣山〜次郎笈〜三嶺〜天狗塚〜綱附森〜土佐矢筈山〜小桧曽山が繋がりました

12日 午後になっても雨が降り続いている  13日は晴れると天気予報は言っているが
自宅に帰り まだ雨は降っていたが 気象庁のHPで レーダーアメダスを確認すると
広島市内はもう雨は止んでいるようで西の方は雲が途切れて来ている
もうひとつ気にかかることが 下山予定のカンカケ谷ルートには 大雨の時には渡渉困難な個所がある
アメダスでその付近の降水量を確認すると そんなに降ってないようだ
12日 17:50 三原も雨が止み 出発する
          山陽道〜瀬戸大橋〜高知道を通り 南国ICで降りて
     22:20 光石登山口着
          駐車場には 1台の車  空には星が輝き 明日は晴れだと期待して仮眠
13日  4:30 アラームで目を覚ます
          真っ暗闇だ 空を見ると何も見えない 星は・・・
     5:00 準備をしていると 1台の車が到着
     5:13 出発  まだ真っ暗闇です

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髭じじーの山便り!

天狗塚 山頂より

何時見ても カッコイイ 天狗塚 !!

かくれんぼの登山道

落っこちないように 注意深くトラバース道を下りて
なだらかな登山道を のんびり歩いていると
後ろから足音が 単独の登山者が
先を譲ると あっと言う間に追い抜いて行かれた

八丁ヒュッテまで下りると 先程の方が休息中
高知から来られた方で さおりが原から三嶺〜天狗塚を
登られたようだ
そこからは 話をしながら 
久しぶりに 私としてはキビキビした歩きで下山
(わたしのスピードに合わせて下さったようです)
最後の登りも 足がシャキットしたのか楽に歩けた

カンカケ谷本流 渡渉地点
この後は 川沿いにロープを張られたトラバースの連続
これも記憶がなかった  やっぱり健忘症のようだ(笑)

カンカケ谷ルートを下りるのは2回目だ
でも こんな感じのルートだったのかなぁ??
私の健忘症の為か それとも数年前の水害の影響か?

12:45〜13:15 おかめ岩避難小屋
ここには思い出が 2003年11月
予定外の雨で 三嶺まで行くつもりだったが
ここで沈殿 高知から傘をさして登ってこられた方と
雑談をして過ごした

今日は 愛媛から来られた方が 屋外で食事中
私も外で おむすびを食べながら 楽しいひと時を
過ごしました
マウスを上へ 屋内です

こちらから見ると 地蔵の頭は どってことない山ですね

綱附森

11:55〜12:00  天狗塚(1812m)山頂
通算5回目 今年6月以来の天狗塚だ
何度登っても いい所だ
次は 雪の時にスキーでと何時も思っているのだが

団体さんが 食事中だったので
写真撮影しただけで 直ぐに下山した

ウメバチソウだよね

何だったかな?

登山道沿いには花々が

歩いて来た縦走路

綱附山分岐へ
今回の目的 未踏のルートは歩いた
天気は良くなり 時間を有るので
天狗塚へ

すこし行くと 登山者が
今日初めて お会いした登山者だった

地蔵の頭より

11:25〜30 地蔵の頭

素晴らしい展望台です
おかめ岩から天狗塚への途中の 綱附山分岐の
南側のピークです

地蔵の頭への登りは
超急登
左右に2本のロープがある
普段ロープは頼らないが
ここでは
足より腕で勝負
登り切って 腕をモミモミ(笑)

山頂近くになり
カエルさんが
登山道を登っていた

やっと天狗塚の雲が取れました

トリカブト ここではシコクブシかな

ロープが設置された急坂を登ると 目の前にピラミダスなカッコイイ山がドーンと現れた
一瞬「天狗塚?」と思ったが そんなはずは無い 何時も横から見ている「地蔵の頭」だ
見る方向が違うと 山のイメージが全く違う  地形図には名前も無い山だが カッコイイ!!

地蔵の頭

少し進むと すぐ横の枝から 「バタバタ・・」
時々キジに驚かされるが 鮮やかな色の綺麗な鳥だ
なぜだか 10数m位先の枝に止まり
デジカメで撮影するまで 飛ぶのを待ってくれた

素晴らしい縦走路を引き返し 登って来た分岐点は
気付かないで通過して 緩やかな登りを歩いていると
足元に 骨が シカの足かな? 周りを探すとこれも
見たい方は マウスを上へどうぞ・・
5月の津志岳〜黒笠山での シカの角を思い出しました

ササコギから解放されて のんびり縦走路へ

手前の1600mピークまで戻ると 綱附森はガス取れた

皆さんの あっちか? こっちか? の跡
上からよく見ると ここが正解かな?
平泳ぎで 笹を掻き分けると 右の写真のように
踏み跡の登山道が出てくる

先着のアシナガグモ(命名しました 笑)

おむすびを食べながら
周りの展望がダメなので
のしのし歩くのを 観察していました
予定より登頂に時間が掛かりましたので
9:00 出発

8:41〜9:00  綱附森 登頂
2001年9月以来 8年振りの綱附森だ その時は矢筈峠からピストンして 
下山後土佐矢筈山&小桧曽山にも登った
矢筈峠からは 笹狩りしてあり 笹原散歩の気持良い縦走路だった また今日登ったルートは笹に
覆われ気味だが登山道は笹の窪みとして表面に現れていた記憶がある
そして 360度素晴らしいパノラマだったが 今日は360度真っ白のガスで何も見えない(残念)

綱附森 (1643、1m) 山頂

山頂だぁー!!

濡れている 上着までベチャベチャ
泳ぎに来たのでは ないのに・・・

どっちに進めばいいの???
平泳ぎで前進 前進・・・(汗)

ササが深くなり 昨日の雨で濡れている
ロングスパッツだけではズボンが濡れてきたので
雨具のズボンをはく
バナナとパンを食べて一休み

気持良い縦走路です
天気が良ければ 右手に天狗塚が見える筈だが
残念ながら 何も見えません

7:07 稜線の縦走路へ
マウスを上へどうぞ 足元に古い標識が落ちていた
この標識の左側には「綱附森へ40分」と書かれていたらしい
たくやさんの 07年5月のレポより)
天狗様が歩かれるコースタイムでは

もう少しで 縦走路だ

登山道は 次の沢沿いのルートに

夜が明けて来て 少しずつ明るくなって来た
枝沢を横切り 冷たい美味しい水を一口
鳴き声だけだったシカさんが 前方で走っているのを見掛ける
少し行くと 10m位先を横切る これにはチョット驚く

まだ真っ暗のルートをライトを頼りに歩く
周りのあちこちから シカの鳴き声が聞こえる

5:41 綱附森分岐
ここから未踏のルートへ

吊橋を渡る

綱附森

念願だった 未踏の区間を歩けて 剣山系 一の森から小桧曽山が繋がった
まてよ 小桧曽山は矢筈峠からピストンだ 京柱峠から小桧曽山の間を歩いてない
歩かないと 完全に繋がった事にならないなぁー  何時か歩こうかな(笑)

ヤマラッキョかな

リンドウだろう

ワオー!!   シコクブシの大群落

矢筈峠へのルート
笹が茂ってますね

5:13 ヒカリ石登山口出発

こちらから登って来ました
天気が良ければ この方向に天狗塚が見えるのですが