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       八尾の紅蓼(ベニタデ) > どのように作っているか御紹介♪  

                

説明いただいたのは久宝寺で4件あるうちの1件の
筒井農場の筒井さん。
箱にカネツツと書いてるのが目印です!

これがベニタデの種。ベニタデの種1粒からは
1つの双葉しか出てこないそうで、1つの畝に
4升ほどの種が必要だそうです。




ベニタデは種のみの養分で育てる為、土の養分が邪魔。
なので、畝にシートをかぶせて土と遮へいし、その上に
種を蒔くそうです。しかし小さい種なので、風で飛んでし
まったら大変!砂を少しまいて種を動かなくさせ、網や目の
粗めのシートをかぶせるそうです。

(水耕栽培や土にで栽培しようとすると、赤いベニタデが緑
になっちゃうそうです。)

敵はスズメ!ベニタデの種が大好物だそうで網などをこまめ
に張って守ります。










ベニタデの赤い色素は表面だけなので、栽培を雑にするとすぐに青くなるらしいです。
ちなみに大きくなりすぎると、このようになります↓。
   


                        畑は1m×25mの畝が数本あります。
左の真っ白い畝が種まきして1日目、
その隣が4日目、6日目、7日目となっています。
収穫は種まきしてから7〜8日目。
1つの畝から100〜120箱のベニタデが取れるそうです。
1年で20回くらい同じ畑を使うらしいですよ。

これが大切!
ベニタデは肥料をあたえず、水しかやらない。
しかもやりすぎるとダメ、無いと枯れるので、
夏場は30分に1度うすく水をやります。
筒井さんの農場では、放水の機械が作動します。
昔は手でやっていたので(今もそんな農家さん
もあるそうですが、筒井さんのところではお父さ
んの代から大切にこの機械を使っているそうです。
なので、なかなか外出できないそうです。(大変だなー)

   

収穫します。
ベニタデは、包丁で薄くそぐように収穫します。
ザルに入れて、石などの不純物を取り除きます。






























包丁は特注品だとか。毎日砥がないと断面が汚くなり、鮮度も悪くなりやすいそうです。
25mの畝を収穫するのにおよそ2時間かかり、包丁は4回変えるそうです。













1年くらいで包丁は小さくなるそうです。
(大変な作業ですね・・・・・。)                                 
 



本当に手間隙がかかっているんですね(*0*)
そんな野菜をおつくりのあしらいだけで終わらすのはもったいない!
皆さんもぜひ、サラダに散らしたりいろいろなアレンジをして使ってみてください!
生で食べるとピリリと辛いですが☆、調味料と合わせたりすると辛味が抑えられますよ。
『蓼食う虫も好き好き』と言いますが、皆さんがこれを機会に注目していただけると幸いです。