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2013年1月19日
平成のラジカセ音探索 サンヨー MR-X5編
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(メーカー名)SANYO (機種名)MR-X5です。
 

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以前、ラジカセ仲間さんから外装状態の非常に良い こういうのがありました・・・・と持ち込みがあり眼前に現れたのがコレ、サンヨーMR-X5。

 

結構な大型クラスで、デザイン的には特にコレだから・・・・という目立った種類ではないタイプで、シルバーの外装のおかげで余計にラジカセに興味ない方には あぁ〜大きなラジカセですね、で終わりそうな感じ。デザイン的にはAIWAのCS-75辺りを(好きなタイプ)と思う方や、大型ラジカセが欲しい方で、直線基調型のシンプル姿を良しとされると、目が留まるかもです。

 

アンティーク・・・という意味から言って 80年代をしっかり見てきた我らから言うと こういう風貌のラジカセは(そんな前ではないんじゃ?)ってな錯覚も伴うような・・でももう30年くらい時間は経ってるし・・・・そんな具合で もしコレが美品では無かったら興味はなかった系かもしれません。

 

SANYO製ラジカセではOEM生産品があって、当時はミシンで有名な(ブラザー)から内容が同じ製品が出てるが、そっちの製品名はBROTHER OT-448となります。正直な話、その頃の我らの意識では、メーカー名がブラザーってだけで、(えぇ〜?コレに79,800円って値段かよ〜、誰か買う人居るの?その値段ならSONY辺りの同程度の製品買うんじゃないの?)と言ってそうですが、今になると、貴重性というか単にマニア的には しっかりBROTHERの名前の出てるOT-448の美品なら逆に欲しいわ〜となりそうな。

 

さて、コレもメタルテープ対応であるし、この頃の大型ラジカセとなると どれもメタルテープのおかげでそれなりの音はするだろうし・・・・・という先入観アリアリで(笑)解剖し、不動だったカセットメカの不具合をなんとか修理して音を出してみました。

 

私の持論(ラジカセはメタル対応してない時代の定価¥79,800辺りの奴が面白い)からは 、メタル対応してる時点で少し逸脱しますが、音は素晴らしいです。というか、今ならば若かりし頃とは逆で、当時のSONY製の同額程度の大型ラジカセよりも(音で選ぶなら)こっちを買います。

 

この時代の大型ラジカセで、同じようなシルバー外装タイプの中で一台所有する事を考えるなら、どうしても他のメーカーが第一候補となるでしょうけど、2〜3個コレクションで欲しいという方には、裏実力候補で一台どうでしょうか・・・というのが個人的評価です。

 

現在、コノ写真のMR-X5は、持ち込まれたラジカセ仲間さんの家で余生を過ごしています。きっと大事にされてるでしょう。

Posted by m55qe at 21:35 | Comments (0) | TrackBack (0)
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