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2013年1月22日 |
平成のラジカセ音探索 AIWA TPR-810U編 |
アイワのステレオラジカセで私が最初に解体してみたのはCS-72だった。とにかく500円で入手したので ぶっ壊しても思い残すことは無く、存分にやれたのですが、内部のスピーカー用配線が他のラジカセより太かったのを覚えています。カセットは鳴らせましたが音としてはもう楽しめる範囲ではない状態でそれで修理はストップ、ラジオはまだまだ使えて、音も野太い感じですし、ボリュームを ほんの少しUPさせただけで もうウルサイくらいのパワフルさ。
その後CS-75Xを入手して こんどは慎重になんとか普段使いできるように・・・と思ったが、それ以降はAIWAのステレオラジカセは 内部解体〜自己解析するには素人には ちと遠慮した方がよいイメージが先行する事になりました。【特に素人修理を始めてからすぐにCS-75Xの解体をすると その後ラジカセ修理の意欲が減退する(笑)可能性がありますので御注意】
と言う訳で、ある程度 数こなしてからも結構難関のAIWA系ラジカセですが、コノ TPR-810Uは本当にやって良かった!と言えるモノとなりました。
コレに対抗して 姿が似た傾向にある、スピーカーの4ウェイ(正面・側面)配置によるラジカセとして 聴き比べとなると SONY CF-3800ですが音色は全然違います。
SONY CF-3800の音が、優美さ・他に無い独特の雰囲気に対して AIWA TPR-810Uの音は 非常に鋭く・目一杯元気が良く、という感じでしょうか。
それに ちょっとだけ聴いた場合には TPR-810Uの方が ステレオワイドで聴いた場合は ワンサイズ上の大型ステレオラジカセから出てるような雰囲気もあるので 特に明るい音を好まれる方には、どちらが好きか?と言われたら じっくり聴かないで判断する時は 悩む事になるかも。
機能面で TPR-810Uはタイマー付なので(遊べる)タイプなのですが 私のようなカセットの音を楽しみたいタイプの人にはあまり意味は無いです。
当初 私はTPR-810Uには 興味はありませんでしたが ラジカセ友人さんからの修理依頼があって2台を修理しました。良い所だけを合体させて一台(2個イチ)にするつもりでしたが、2台とも 外装と内部の面で どっちがどう?良いとも言えない感じだったので、結局各機でカセット機構も修理できたし、そのまま可動品で引き取って貰いました。
そしてどうしても自分も欲しくなり(笑) オークションで出たので落として修理後 愛蔵品となりました。
姿的に 同じAIWA製でも カッチリした直線基調の80年代前半のメカ的要素(ガンダム系)みたいなラジカセを好まれる場合は はっきり言って このタイプの姿は所蔵要望には向きませんが、実はそういう人にこそ、音の面で もう一度トライして貰いたいかもです。
それだけ音を楽しめます。TPR-810Uは CF-3800に比べると 重量的に持った感じは重くは無いのですが、AIWA製の こういったラジカセや オーディオのカセットデッキでも言えますが、音は良いのに 他社の同様機種より軽いです。良い音の出る奴は重い・・・・・これがAIWAには?少し当て嵌まらないのかもしれませんが。 |
Posted by m55qe at 20:28
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Comments |
<div style="display:none">fjrigjwwe9r2mt_comment:comment_text</div>日高様、お尋ねの件ですが、御要望される機種のこちらでの現在の状態を送りましたので、それに対するお返事をお待ちしております。よろしくお願い致します。
Posted by: 榊屋管理人 at 2017/03/02 13:46:22 |
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TPR810を探しているのですが在庫等がございましたらご検討をお願いいたします。
日高政輝
Posted by: 日高政輝 at 2017/03/02 11:50:39