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2013年1月31日
平成のラジカセ音探索 ビクター RC-550編
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(メーカー名)ビクター (機種名)RC-550です。

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海の向こうの黒人さんが 軽快に腰振りながら(笑)コレ持って 大音量で笑顔・・・・・みたいなイメージが沸く ビクターRC-550。これもデカイです。

 

さてコレはステレオラジカセではなく モノラルラジカセですが あまりモノラル機には興味のない方でも このとてつもなくスピーカーがデカイRC-550は どんな?音がするのか・・・と思う事も多いだろうと思います、私もその一人でした。

 

で、ゲットしてみて整備して・・・・・聴いてみました。その前に コレにカセットテープセレクターが無い事に ちとガッカリでした。つまりノーマルテープしか(基本的には)対応してないのです。

こんだけの図体と価格帯ならば 当然クロームテープも対応だろうと思ってましたが、コノ機は そういう音質追求ではなく パワー面で勝負する機なのだろうと思いました。

 

そんで、パワーを期待して聴いてみると・・・・・・・ちと肩透かし(爆)

 

ある意味 ビクター製だけに音質は追求してるのでしょう、繊細な面は見せるのですが、モノラル機では世界1デカイだろうRC-550のウーファー部から 腹の底に響くような低音がするんだろう、という思いに応える程はないです。どんなに低音部を受け持つウーファーがデカかろうと、やはり外殻寸法的に奥行きのあるラジカセのような低音の質まではいかないようです。

 

それでもボリュームを上げると ズドン!と来るパワーをだします。それは間違いないのですが、どうしてもそれが音質に結び付いてる・・・・という面では これがモノラル機であるにしても、物足りなさを感じるのです。

 

単に コレだけ聴けば モノラル機でも相当の音でなってるじゃないか!と言えるのでしょうが、私が少し酷な評価になるのは 同じモノラル機で、コノRC-550までの大きさではありませんが、SONYのCF-1990というモノラル機でも大型部類になる奴の音を 先に聴いてしまったからでもありますが。

 

ウーファーのデカさはともかく、3ウェイスピーカーにして音のリアルさを狙ってる部分は 年月の経った現在でも感じられますが、はっきり言って 音質を追求したい方向けでは無く、ラジカセをオブジェとして持ちたい方向けです。

 

一方 ラジオ部の性能は モノラル機だけにFM放送も肩に力が入らずに聴けるし、それだけの受信性能もあるようです。しかし コレだけの姿と押しの強いイメージにあって ラジオだけの流し聴き使いで終わるというのは、少々残念かという感じですね。

Posted by m55qe at 13:15 | Comments (0) | TrackBack (0)
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