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2013年2月7日 |
平成のラジカセ音探索 SONY CFS-7編 |
小型のミュージック再生メカで気軽に楽しみたい、それも日頃がデスクワークが主体の仕事で 少し綺麗好きなデスク廻りだから 場所も取らない現代主流のiPod系を主体として 小型のスピーカーが付属したドッキングメカを置けば、時流にも乗ってるし オシャレでしょ・・・・・
そう思われて当然なのかもしれません。しかし 結局デスクワーク仕事してる身には、始終鳴らせる気軽な音源はラジオ放送だったりするのは現代も同じであり、HDの何GBに数百曲詰め込んだ好みの音楽であろうと 休憩中に曲の試聴に神経を傾けるのが可能なのは、昔のカセットテープ46分の片面=23分程度の中の4〜5曲が限度だったり。
そして流し聞きって言いながらも やはり音質には それなりに敏感だったりするもんですし。
そこで 昔のラジカセを引っ張り出し・・・・・と思うと デスク廻りに置ける昔の小型代表はサンヨーU4を・・となる場合もあるのでしょう。私も収集始めたら 小型=U4だろう、だったのです。
一方で、小型で外せないオシャレさ!という点でSONYブランドのCFS-10を収集し、それでいいだろうと思ってました。
でも結局色々と集める事になり(笑) 高音質系は以前に紹介した通りでありますが 普段使いとなると 思わぬ伏兵が現れる事になりました、それがこれ、SONY CFS-7であります。
型番で言うと 有名なCFS-10の弟機となり 外寸的にも ほぼ同じであります。似たような型番でCFS-F10(ヨコハマ)という部類がありますが それらはカセットメカの形状が違うし、スピーカー形式・配置の関係上 幅が少し大きくなるので イトコ機とでも言うのか、ちとイメージもニュアンスも違う部分があります。
分解してみると CFS-10とCFS-7のカセットメカは同じなので 修理に関しては同じ工程で行えますし、CFS-10に付き物のスピーカー部 ウレタンエッジの交換が不要なCFS-7は 当時のコストダウンの結果でしょうが、今になると逆にありがたいスピーカー形式でもあります。それとラジオのチューニング方式も シンセサイザー形式ではなく 従来のアナログ形式なので これまた今となっては まだまだ使えて修理もしやすいので ありがたいのです。
ただCFS-7の修理の際 裏蓋開けて 次に表面の外殻を外す時 他の小型ステレオラジカセとは一部だけ そのアナログ形式ラジオ機構のおかげで素人には (え?)という部分があります。 チューニング用に張ってある糸から外す部分があり、そこが分解の際、外殻との最後の接点として残ります、(仕組みが解ると 大した事ではありませんがね)、そこを超えたら・・・・いつものように進めます。
元々収集し始めた時、試聴する前の CFS-10のイメージが良すぎて、修理〜清掃〜音楽再生での感想が少し辛口気味になったのは 前に書きましたが、CFS-7の場合は その元の期待が薄かっただけに(笑)逆に好印象だったのかもしれません。硬いソニー臭さのある音ではありますが、適度に力が抜けており、自分はどうしてもサンヨーU4がいいんだ!と言われる方以外なら こちらを選んでも 音質的にも負ける事なく 明るい表情を楽しめます。
それともう一つの部分で ノスタルジック性にプラスと言うか、収集に拍車が掛かるのが 写真にも出した部分。そう、現在CFS-7は ブラック、シルバー、ブルー&シルバーミックス、の3色外殻展開があるのです。(他の色もあるのでしょうか?詳細に調べた事はないのですが)
並べてみると見栄えが良く、オブジェとして考える場合も 展開に幅ができます。 こういう色の展開で絵になるのは 昔のSONY製 超小型テレビ(ブラウン管種)でもありまして、そっちでは今もインテリアとして飾ってある方、意外と多いかもしれませんね。
正面から見て 異端さはなく非常にシンプルな美しさ、もちろんコスト面でのシンプルさもあるのですが、それが単なるデザインの貧弱さではなく 返ってシンプル美を浮き立たせる部分もあり、現代の こういった機器類からは無くしてしまった肝心な部分を見せてくれるようです。
外殻の美しいジャンク品となると オークション的にも玉は少ないので 特にラジカセの小型系は需要があるようで高値になる傾向かな。
CFS-10が 現代的なインテリアセンスの部屋の片隅で十分に輝けるスタイルを持ってるとすると、このCFS-7は 現代のオッサンのデスクサイドで十分に輝ける脇役スタイルで置けます。評価としてあまりネットでも姿を現す型ではないようですが 個人的にみたら これは現代からトータルで見て、傑作の部類だと思えます。 |
Posted by m55qe at 14:15
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Comments |
<div style="display:none">fjrigjwwe9r2mt_comment:comment_text</div>ハロウィンの怪人さん。コメントをありがとうございます。ソニー機の場合、音が硬質感なので、FM放送をステレオで聴くと、よりステレオ受信時のノイズが目立つような。
まぁ〜それも今では懐かしい感じですかね。私もですが、昔使ってたラジカセが一部動かなくなったりして捨てた物がありました。オッサンになってから又扱い出すなんて思いませんでしたので・・・・惜しい事したな〜と思います。 Posted by: 榊屋管理人 at 2017/04/02 16:38:00 |
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色のラインナップは3色だったと記憶しています。乾電池駆動だと単2を9本も使うクセに、2時間しか持たないとも記憶しています。
FMはステレオ受信時の「シュー」というノイズが酷かったですが、それでもステレオで聞こえると言うことが感動でした。
6年ほどでカセットデッキのキャプスタンに軸ブレが生じ、再生曲に無条件ビブラートが掛かるようになってしまったため、お別れとなりました。
Posted by: ハロウィンの怪人 at 2017/04/02 16:23:38