秘密基地のオーディオ部門（平成20年から〜）大改革

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
（メーカー名）SANYO （機種名）MR-X965です。

当時のSANYOの資料が無いので、なんとも詳細が解らないのですが、先日紹介したMR-9600と　ほぼ同じ外殻（中身も）の　色違いの双子のような機種。

違うのは外装面で　ブラック基調のMR-9600に対して　こちらMR-X965はシルバー基調、それと前面から見た　カセット入れ口部（カセットリッド部）の形状が違う所、上面の各種ツマミ類の表示部が英語と日本語で表示が違う所（例＝低音・高音が　BASS・TREBLE）、スピーカーのコーン紙の色が違う部分　左右レベルメーターのバックの色がホワイト・ブラックで違う部分でしょうか。

中身を開けてみると・・・・・ホントに違いが判らない（笑）、まぁ〜私の場合、電子部品類の詳細の違い等を判る訳ではないので　使ってある部品で規格が多少違う分もあるのかもしれないが、素人目には　まったく区別がつかないです。

で、音を聴いてみますと　重厚で分厚い貫禄の違いがドぉ〜ン！と出るMR-9600に比べて　若干（それも　ホントに超若干）分厚さを削ったかな……みたいな感じ、しかし　ハッキリ言って　思い違い・勘違い（爆）の範囲かもしれませんので　当てにはならないかも。

音の表情としてMR-X965の方に　軽さ＝明るさ　が多いように感じるのは　スピーカーコーン紙の色が違うように、スピーカーの部分での違いがあるのかもしれません。

この写真のMR-X965の外装は　入手当初から本当に素晴らしい状態の物でしたが、前の所有者の方の保存場所が雨に濡れてしまった？とかで中身の基盤類の状態は　あまり良い感じではありませんでした。分解してテープも聴けるようにして試聴してみると　初めは良いのですが　しばらくカセットを聴いていると徐々に音に濁りが出てきまして、こんどは中身が状態の良い物を入手して2個イチにして組みまして　やっと音の方も外装の状態に負けない感じまで引き上げられました。

あまりオークションでも　見かけないMR-X965は　アンティーク品としても貴重な奴かもしれませんが、もしかしたら　MR-9600の中身を　MR-X965の外装と2個イチにして？可動品にして楽しまれる方も居るかもですね。