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2013年2月20日
平成のラジカセ音探索 VICTOR RC-M70編
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(メーカー名)ビクター (機種名)RC-M70です。
 

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ビクターRC-M70ですが、この時代付近の正統的な姿のステレオラジカセとして、ビクターだけではなく全体的な国産ステレオラジカセとして範囲を広げてみても その(音)としての評価はなかなか高い位置にあると思います。

 

ただ、他の標準的なステレオラジカセよりも どれだけ?高い位置での評価なのかと言われると、聴いてて・楽しめる感から言うと、面白みが欠けていると思ってしまいますので、残念な位置だと言えるかもしれませんね。

 

たぶん コレを一回保有してみて、音も楽しんでみて、それなりに納得しても 他の有力機を手に入れたら このRC-M70はオークションにて放出される場合も多いのだろうと思えます。

 

私みたいに この上のRC-M90を保有してたりすると、RC-M70を聴く事は 出番がなかなか廻ってこないかな・・・・・というのが正直な実態かと。

 

この機の利点は カセットテープ速度を前面のツマミで調整可能な事、これは意外と他のステレオラジカセでも 音の良い機種には装備されない物なのでありがたいです。

 

ある意味 素の状態での この機の組成は素晴らしいんだろうな・・と思うのは 高性能カセットテープで録音した物を聴くとなると 音の良さをきっちり判断可能な事でしょうか、つまりそれは逆にいうと 録音レベルとして質の悪いノーマルカセットテープで聴くと 無残なモノとしてしか音を出さないので(そういう意味で、そこそこの物を上手く処理できない正直者)という事も言えるのかもしれません。

 

それと、この機独特の悪い点が一つあります、それは2本のアンテナ部分の根本です。そこは裏蓋のプラスチック成型された凸棒状部にネジで止めるようになってますが そのネジ受け部のプラスチック部が 他のラジカセよりも裏蓋から長い為に、アンテナを動かすとそこに負担が掛かりやすく、経年劣化症状が出てるものが多くて、分解前にアンテナを動かしてみて 根本が不安定で、ゆらゆらとしてるようなら、他のラジカセのような感じで 2個イチで修理しようとしても 結局?その部分は ほとんどが劣化してるものなので なかなか2個イチ相手の裏蓋が見つからない・・・・・みたいになります。

 

表面上が どんな美品であろうと(この写真の私の保有機も美品でしたが)アンテナ部分も正常にしないと気が済まない方には・・・・・・お勧めできないかもしれませんね。

 

この機を保有しようとなると デッドストック級の美品じゃないと満足感は 得られないかもしれません。

Posted by m55qe at 12:52 | Comments (0) | TrackBack (0)
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