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2013年3月26日 |
平成のラジカセ音探索 東芝 RT-2680L編 |
機種名としては RT-2680Lだが、これは通り名というか、前面にも書いてある(JOHN BULL)で知る人ぞ知る・・・・・・・・・ほとんど話題にならない(爆)、そんな機種です。
数年前、オークションにて北陸地域からの出品で(デッドストックです)という部分に惹かれて取ってみましたが、いくらデッドストックでも これは・・・・・という雰囲気がありまして ほとんど競合もせず、お安くゲットしたと思います。
で、実際に基地に送られてきて開けてみると 前面上部のシルバーに輝く部分に数か所、小さな打撃痕ありの状態で 本来のデッドストックの意味合いからは少し逸脱した機でした。
しかし その他は本当に美機であり、中を開けた形跡はなく、私が開けてみると非常に綺麗なモノで、単に経年劣化でゴムベルトが溶けただけで、ゴムベルト交換して その他を少し調整したら立派に長く使える実働品ですね。
写真にもあるように コレはラジカセの中でも 昔よくみた英会話の練習等で使われたLL学習機なので 自分の発音する口元を確かめる為に上部に小さな鏡が付いてます。
つまり これで私の探究するラジカセでの音楽の音質を・・・・・・・という傾向のモノではなく、聴きやすく、使いやすくを追求した系とでもいうのでしょうか。
オークションでもよく この機と この兄弟機がジャンク状態で出ますが 美品で、なおかつ使用時間が極端に短いデッドストック級となると意外と無いとも思えますので これでカセットを聴いてみることに・・・・・・
やはり音質うんぬん・・・・で語れる機ではありませんが、それでも昔の学習用に使える為の中音域が非常に通る音質ではあるので これでラジオを聴き流ししても 高音質で録音したカセットを聞き流すにしても 現代の(とりあえずカセットも聴けます機)よりは随分マシだと思います。
これはスピーカーが1個だけなのですが、前面のメインスピーカーの右横に兄弟機ならば イングランド国旗のカバーで誤魔化してある部分に、高音用ツィーターを据えてある2ウェイスピーカー仕様の奴も確か・・・・あったと思いますが、それならば音質も随分マシ・・が なかなか良いかも(笑)になるかもしれませんね、ただ・・・・・それも デッドストック級でないと 欲しい方は居ないかもですが。
色々と変わり種のラジカセもあったんですが この当時は発音する自分の口元を確かめる用鏡も 違和感なかったんでしょうけど 今になると?ラジカセに鏡が付いてる機は、なんとなく(え?)みたいな感じも受けるし、その意味で面白いかもしれません。アンティーク用品として考えたら、鏡の使い用は他にもあるでしょうし(笑)
私の場合 東芝製のラジカセには ほとんど興味が湧かないのですが 妙な部分で(デッドストック級だからという部分もありますが)昔の普及機を聴いてみるのも たまには良いですね。
高級感には ほど遠し・・・・ながらも コレの美品状態を保つとすると 昭和時代の部屋を新しく再構築してみるのが趣味の方などには 安くチョイスしたい人用の(穴場機)かもしれません。
以前は これらの機種は安く美品が手に入りましたが 今は、なかなか音質方面では選ばれない当時の普及型モノラル機も 美品となるとアンティーク価値があるようで高くなる事も多いようです。手に入れるなら 今の内かも?しれませんね。 |
Posted by m55qe at 21:32
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