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2013年4月17日
SONY TC-K666ES 再生終了
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異端児系 名機を修理・再生してみました。

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一度は聴いていた方が良いな・・・・と思いながらも なかなか実機には巡り会えず、オークションでも たまに出る事はあるが 一応動く事になっているモノは結構な御値段になるし、ちゃんとした修理業者系の出物になると 先日TC-K777の美品を手にしてる身としては この機を高値でゲットしても・・・・・・・

 

そんな時に ハードオフのジャンクコーナーで発見したのです。おっ!オーメンだ!と(笑)思い、棚から出してみて眺めてみると、(誰も中を開けてませんよ)ってな予感がする。

 

外装の傷は超美品クラスではないが、上からABCDでいうとBクラスではあるし、なにより音が聴ければ良いのだからと、とりあえずゲットしてきた。

 

解体してみると 未解体品の予感は大当たりで、他のサイトでも紹介してある この機に限らず定番のダブルキャップスタン部(両方共)の固着で動きが悪いのと カセットハウス内を照らす 照明が球切れ、それと右端モニター(ソース、テープ切替)スイッチの照明が球切れ・・・・それだけしか弱点は無いようである。

 

前面外して、メカ部にテープを入れて、キャップスタン部を下から指で補助し上げてやると ちゃんと音楽再生は可能、その補助も数回繰り返すと 別にメカ部をフル解体しなくても キャップスタンは両方共 再生スイッチを通常通り押せば テープ再生は何事も無かったかのように動き出す。

 

ヘッド面も 酷使された様子はなく と言うか あまり使ってなかった感が大アリの美しさ、無論ヘッド面の専用クリーニング液による清掃、消磁もやる。

 

こんな状態だから とりあえずカセットメカも分解はして メインのゴムベルトも交換したが、あまり細かい部分まで弄らずに 内外の清掃、一部メカ駆動部に注油という感じで組み上げてみる。

 

表情も清掃の甲斐あって、なかなか(いい男)となりましたし、音もチェックしてみて・・・・

 

巷の評価通り、確かにTC-K777シリーズの方が 音の質は上かもしれませんね。ですがコレ単なるTC-K・ESシリーズの異端児というよりも 、もう一つの777シリーズと考えても良いかもしれません。

 

当時の定価12万円は ダテではなく、状態の良い666ESならば 明らかにTC-K555シリーズよりも音を聴かせるというか・・・・・・音楽聴いてて楽しいです。

 

高音の抜けという意味では やはり777シリーズにあと一歩なのですが 中音〜低音域は 兄機よりパンチあるかもです。

 

それと30数年とか経った現在でなら コノ頑強なメカのおかげで兄機よりも 程度の良い666ESなら 聴いてて音に安心感もあるようです。

 

コレ、たぶん ソニーTC-K,ESシリーズが好きな方々なら 手元に一台置く気になる奴だと思います。味という点ではTC-K555シリーズを何台か持つより コレ一台を!という事になりそうですね。

 

ハードオフでの ジャンクコーナーも最近は なかなか名機カセットデッキ系の解体処女型はゲットできませんが、今回は よい出会いがありました。

 

 

 

 

 

Posted by m55qe at 20:12 | Comments (0) | TrackBack (0)
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