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2013年8月18日
平成のラジカセ音探索 ナショナル RQ-560編
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(メーカー名)ナショナル (機種名)RQ-560です。
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この機は随分前に2台、ジャンク機として捕獲してみた。当初まったくこの形は興味が湧かない物でした。なんというか 私は丸みを帯びたラジカセの形よりも直線的に角ばった形が好みなのですが それにしても?少しセンスが無いというか、ライバルだったであろうSONYモノラル機、対CF-1980系の見た目からは あまりに無骨というか(爆)そんなイメージがして。 要するに私には形的に(ピン!)と来ないのです。 ですが形よりも音の面で良いのであれば 若い時とは違い所有する事には まったく異論はないので分解してみました。 色々と他のサイトでも評価はある程度高いようですが、私の普段聴きであるカセットテープ使用して、ステレオ型アンティークラジカセでの音質の高さを求めている者から言えば、これがさほど高音質(モノラル型として区切ってみても)とは思えませんでした。 本来音質を求めた機であれば 当時の価格帯から言えば カセットでノーマルとクロームのテープ切替セレクターぐらい在って欲しかった・・・というのが正直な所でしょうか。 一応 オーディオ系カセットデッキで試聴用に作ったノーマルテープで試聴しましたが、良い言い方をすれば(落ち着いた系)ではありますので 変に高音質を狙って返って耳障りな感じな系統を嫌う方には良いです。 しかし それはあくまで一般使いとして 昔のラジカセから音楽が部屋に流れればよいという使い方での話であり、華やかさを少しでも求めたいのであれば、カセットテープでの音の面では捕獲候補にはならないと思います。 一方 この機のラジオ面での音質は これを書く前に久しぶりに聴いてみましたが モノラル機で流し聴きするには(FMも含めて)かなり良い感じです。 実は当初捕獲して分解整備して、しばらく試聴した時にはAM放送受信は高評価でしたが、FM放送受信の面で そこまで?高評価までは・・・・と言う感じでした。しかし色々とその後ラジカセを修理整備して聴いたからかもしれませんが、コレはラジオだけなら なかなかだろうと思います(音質の面で)。 もう一つラジオ試聴面でいえば 裏側にAM放送の受信仕様の切り替え(音質受信用でのローカルと遠方受信用のDXの切り替えができる)のDXにした時の感度の良さは素晴らしいです。元々モノラル機なので、受信能力に特化した方が、私のような地方人での使い方には向くでしょう。 それと分解した時に思ったのは 外装以上の無骨さが、外装を外した時に内側に現れる事です。結構大きいスチールのフレームが確か両サイドに存在したと思いますが、それがコレの内部基盤類を(守っている)みたいな強烈なイメージが残っています。 コレを外で放り投げて(良い子は絶対やってはいけません)も外側のプラスチック部は割れても内部は死守するんじゃ?みたいなイメージですかね。 オークションでも なかなか安値でも落ちない事が多かったのですが、最近ラジオが見直されたからでしょうか、それともコレを実際聴いた人が また多くなったから?でしょうか、ある程度の美品は値が付くような傾向にあります。 この形のような無骨さを好まれる方でラジオ試聴がメインの方にはお勧めします。
Posted by m55qe at 10:49 | Comments (0) | TrackBack (0)
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