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（メーカー名）パイオニア （機種名）SK-6Ⅱです。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 以前、解体してみて音を散策した同型系列ではコノ機の前の型、SK-7だったが、その時の私的な評価は（さりげない美人）としたと思います。それはコノSK-6Ⅱにも通じるようです。
今回、外装面で時間が経過した品と言う意味でも劣化度は低く、さて中身は・・・と思って手に入れてから解体してみたが、現代の素人趣味範囲でコレを解体した感じはなく、整備後にカセットも一部巻戻しの作動に問題があるが、再生と録音も可能で音をじっくりと聴けました。
ベルト類は交換して、その他清掃と軽い整備はしたけれど経年上モーターの劣化があり、テープ再生中に速度の微妙な変化も感じる時があります。外装はいつもは前面だけしか解体して丸洗いしない事が多い中、これは後のカバー（電源トランスがネジ止めしてあるが）も洗う事に躊躇しないで良いので内部は完全に綺麗な状態にできました。ラジカセの作りとして なんというか質実剛健さが開けてみると解り、強度的に必要な部分がしっかりしてるというか、解体して洗って組み直すまでの経過が合理的というか（笑）とにかく修理して綺麗にして組み直す趣味の人にはとても良い機です。
音の面で、やはりコノ上の型であるSK-7や7Ⅱがスピーカー構成が4ウェイなのでランクは上になると思います。ただし今回の機は美品度が上級だったし、シンプル系ステレオラジカセとしてSK-7よりも、よりシンプルであるし、現代においての普段使いには甲乙つけがたいのが本音でしょうか。
どっしりとして重い機であるのですが、音の面では重さはありません、軽い感じで流れて行く傾向です、同じパイオニア機のSK-95辺りから比べたら音の華やかさは無いですが、音の質感も含めてノスタルジー感はコノ機の方に在り、モノラル機のRK-888辺りを御好きな方には小型系ステレオラジカセとして、気になる存在ではあると思います。
ラジオの流し聴きには、数あるステレオ型大型機より、こちらが良いと感じる事があり、又小型でもサンヨーU4辺りの音では物足りない方にはコノ音は御勧めと思います。
個人的にブラックフェイスのSK-6、SK-7を姿としては好みますが、Ⅱ型になってからのシルバーフェイスも ココまで綺麗な機になると所有したくはなるかもですね。
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パイオニアのSK１桁シリーズは所持した事も見た事もあまり無いかな･･･２桁や３桁型番のシリーズはオークションでもしばしば見かけますが。
パイオニアのラジカセ、音は素晴らしいのですが意外と分解にてまどったり、カセットメカの修復がベルト交換だけではうまくいかないなあ、調整難しいな、という印象があります。繊細？
という事で、良いお年をお迎えください。
Posted by: 金子一 at 2014/12/31 20:16:07