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(メーカー名)パイオニア (機種名)SK-8です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more 前回は同じパイオニアのSK-6Uの美品を扱ってみたのですが、今回はSK-8という、ラジオ面で短波も聴ける機で、実質SK-7の上位機?になるのでしょうか、一応ジャンク機という事でしたが、写真で見ても明らかに外装程度は良く、少し値段は張ったんですが、入手してみました。基地に到着してみると外装は本当に程度が良く、今まで私が扱ったパイオニアSKシリーズのステレオ機では前回のSK-6Uの次に美品です。正面向かって左のスピーカーメッシュカバーの下部分が写真では確認できないほどですが、何かをぶつけたのか?手で触ると少し引っ込んだ部位があります。それがなければ前回のSK-6Uと同程度と言ってよいです。開けてみていつものようにメインゴムベルトを・・・と平ベルトを用意してたのですが、SK-6Uとは違ってコレは角ゴムベルトが使用してありました。元々の使用してあるベルトが生きていましたが、劣化は進んでおり代替品に交換したものの、元のベルトを計ってみると近似値でΦ104くらいでした。ですが基地にある角ベルトがΦ98×t1.2しかなくて使用。モーターの劣化は無いようで、再生は順調に聴けて、60分テープを往復作動せても途中でスピードの落ちる事もありませんでした。ただベルトの長さ違いの事があるのか?早送り・巻戻しは、レバーを押している間は問題なく動くのですが、レバーから指を離すとレバーが戻ってしまいます、つまり早送り・巻戻しについて現状ではレバーオン持続状態にはなりません。しかし私の場合はテープ途中で巻戻し等はせずテープを通しで聴くので問題はなく、コレ以上触る事はしませんでした。
さて音の方(主にカセット面)ですが、今回入手に値段が張った事が全然惜しくない程、私にはド!ストライクで、明らかにSK-6Uよりも上ですね。このパイオニアSKシリーズでいつも言ってるようにSK-95を超える音ではないのですが、状態の良いSK一桁シリーズならば、あえて音の面でSK-95に拘る必要は無いな・・と思わせます。
今回の機、状態が良い事も加味してですが、いままでSK-7,SK-6Uの時にステレオワイド機構を使うと音が拡がり過ぎて通常のステレオ状態で聴く方が良いかな・・と思ってた部分は、かなり改善されます。録音状態の良いテープを聴くと、数々の昔のラジカセを扱ってみた場合、SK-95よりも小型のコレには愛着の湧き具合が数段高いでしょうね。
私的にはSK-7のスピーカー部メッシュがブラック(SK-8はシルバーです)で、機体正面下のPIONEERのロゴ部分がシルバー(SK-8はゴールドです)の方が落ち着きがあり、シックで良いと思いますが今回、外装全洗いして、内部も軽く整備してみて組み直してみると、美人度は増してしまい、ゴールドの派手さ感?も気になりませんね(単に目が馴れたんでしょうけどね)。コレ売ってくれと言われても、そうとうの額積まれないと(笑)売れませんね。
状態のよいパイオニアのステレオ型・SK一桁シリーズ・・・見かけたら?何機でも(爆)手を出したくなる小粋なステレオ・ラジカセとしては、頭一つ抜けてるかもです。
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