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(メーカー名)シャープ (機種名)GF-303SGです。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more ゴールデンウィークいかが?お過ごしでしょうか、私は仕事で終わってしまいました。で、夜中とかに頭の切り替えも兼ねて、取得済みのジャンク機を開けてみて掃除、修理などをしてみたり・・・・・今回は私としては珍しくシャープ機を扱ってみました。
以前も書いた事があるのですが、私の場合はどうしてもシャープ機は遠慮気味で、依頼品を別として自分のコレクションで取ってみたのはGF-308、それと大型ダブルカセットのGF-909だけでした(GF-909はすでにラジカセ仲間さん宅に嫁に行ってます)。
普及クラス品として期待もしてなかったGF-308が手当後に予想以上の音がしたので、GF-303ならどうだろうと思ってはいましたが、なかなか手がでずジマイ。どうせなら外装面で気になってたGF-303SG【後〜左右サイドがグリーンで、正面のテープカウンター廻りもグリーンの他とは違う表示がある奴】を取ろうと思っていたのです。
今回、取得時から美品ではありませんでしたが、洗浄〜磨きをしてみてなんとか写真のように飾っておくにはソコソコの状態まで戻す事ができました。
取得前から、他のGF-303とは内部には違いは無く、元の由来は解りませんが、単に外装面での違いを出したモノなのであろうと思っていましたが、色々調べてみても資料等も出てこないし、前面のカウンター横のグリーンのラベル内に書いてある【UBRE,JOYFUL SELECTION】が何を?示すのか・・・解らずジマイ。
でもなんとなく雰囲気は良いのです。グリーン色のラジカセ外装で、他の色より取得欲が湧くなんて他の機種ではなかなかありませんし、グリーンの外装は小型のモノなら観たような気もしますが、ここまでの大きさでは自分としては覚えがありません。
さてシャープ機なのでカセット機構(例のキャップスタン部に直付けのゴムがドロドロ状態)の劣化は当然ありまして、これが手間が掛かる上に、代用品も長らく持たせるモノを持ち合わせてないものですから今回は珍しくカセット機構の修理はスルー(爆)。
今回はあくまでラジオ流し聴き用として そして機体デザイン優先【飾り用】として扱います。
早速、自分なりに修理してみて音を出します。FMラジオを聴いてみます。まず一聴した時にはシャープらしい、くっきりとした音の輪郭があり、ハッキリ・クッキリ感は他より抜けてますね。
ただ他の同じような機体寸法の有名機を聴いてるのが普段の耳には、全体的に少し(軽い)印象がします。
このハッキリ・クッキリ感をより長く印象良く聴いておくには、音量は上げたまま聴ける場所がないと、他に浮気してしまう可能性は高いような気がします。
本来ならカセットの音で試したい所ですが、FM放送のステレオ受信が可能である状態なら、普段使いは十分だろうという評価です。
たまにラジカセの機種を変えて、仕事中、作業中は音楽流し聴きをするのが常であれば、音的エッセンスと変化は、かなりのモノがあり耳の刺激用として非常に有用かと。
このハッキリ・クッキリ感が好みに合う方には、他のステレオ型ラジカセの名機達で音楽を聴くと逆に物足りなさ?を感じられるのかもしれません。
それだけ、このシャープGF-303の音の評価は、はっきり分かれるかもです。
それと開けてみた感想ですが、外部のツマミ類の整然とした並びと同じで、解体する場合も他の機で解体馴れしてるなら、非常に解りやすく、ネジ類も他より少なく、スピーカー±線の取り外しの際、基盤上に線の色(白)(黄)など表示があるし整備がやり易く良いかと思います。
シャープ機の大型の系列でGF-508を以前依頼されて取扱った時、シングルカセット機として18p級のスピーカーの間中央にカセット収納部がある姿が、なんとなくスタイルとしては均整が取れてないかも?という私的なデザイン感がありましたが、GF-303の16pスピーカーならスタイルは違和感もなく音と同じでスッキリしてるかもです。
コノ機の音を軽快と取るか、軽いと取るか。その評価も外装が美品であれば?自分なりに良い方に取れるでしょう。
いつかまた時間があったら、カセット機構の例の部分も手当するかもです。
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