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| 2017年3月31日 |
| 平成のラジカセ音探索 PIONEER RK-999編 |
.jpg) （メーカー名）パイオニア （機種名）RK-999です。 今回のRK-999は、パイオニアのモノラルラジカセで最高位置にランクされるだろう機種。ラジカセ友人さんの長年の夢で、やっと取得された物の依頼を受けて開腹し中を観てみました。RK-888,RK-666は数機分解し整備もしてみましたが、RK-999は初。今回は当初からラジオもカセットもちゃんと動く物でしたし、外観も汚れてはいましたが壊れてるような部分も無く、外装を洗えばそれなりになると感じられた物でした。そして一応の内部清掃、主にヘッド清掃〜消磁等、ベルトはまだ使えそうだったのでそのまま、外殻を洗って組み上げてみた結果が写真です。本当は上部のツマミ類も超音波清浄機等使って綺麗にしたらもっと輝くと思いますが、とりあえず今回はココまで。 さて肝心の音の方です。基地で最初に聴いた感じで明らかにRK-888と違うのがパワー感。 カセットの音は最初（え？）という事で不安でしたが、ヘッド清掃と消磁後は高音まで伸びて安心しました、単に音質という面ではRK-888とそんなに格として開きがあるとは思いませんが、とにかくパワーの違いは、はっきりしており、そこでのアドバンテージはありますね。 個人的に、以前から述べていたようにパイオニアRK-888をモノラル系ラジカセでは推してましたので、兄機であるRK-999も内容に関しては文句なく推せます。 モノラル機で、SONYのCF-1980やCF-1990の硬質な音質とは違う、華やかさを求められるならパワーもあるしコレでも良いと思います。 今回、音の比較をしていて感じたのはRK-999と三菱JR-6000（JEAGAM6000）の音の感じ・パワー感が良い比較対象になったという事です。 外観の好みで分かれる所はありますが、RK-999を聴いたからこそ、以前紹介して、これ又推してましたJR-6000の持つ音の良さが、もう一歩踏み込んで解ったような部分があります。 さて分解するにあたり感じた事を述べておきます。全面のスピーカー部全体を覆うスチール製メッシュですが、この部分の外し方はソニーCFS-10の場合と同じ手順となります。CFS-10を手掛けた方ならお判りになりますが、ある意味面倒な部分になります。ただしCFS-10よりもメッシュの4方端部や本体に折り込む部分のメッシュにはゴムカバーが付随してますので、作り込みに関してRK-999は当時の高級機部分を感じます。 そういう前面メッシユなのでスピーカーの外し方もCFS-10と同じで面倒になり時間は掛かりますので、RK-888と同じような手順で・・・と思っていると大間違いです（笑）。 後これも解体したら解りますが、カセットリッドをオープンにする場合、EJECTを押してリッドが開く部分の構造で歯車の受け部が、大きめのスチール製フライホイールを使ってあります、これで当時はカセットリッドの開き方をゆっくり・・・というイメージだったのでは？思いますが、実際にリッドを開けた感じではさほどゆったり感は無いので、これは中身開けてみないとRK-999の高級志向は解らないかも。 今度コレをラジカセ仲間さんに御引き渡ししますが、ラジカセ仲間さんの期待を裏切らない（笑）かなり良いモノでしたので、お喜びになる事と思います。深夜１人で ゆったりとFMをお聞きになる場合、しばらくはRK-999が専属の御供になる予感がします。 |
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Posted by m55qe at 14:48
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Rk999をおくってください。じゅうしょ:ながさきけんひらどしたびらちょうさとめん505
Posted by: ひだかせいじ at 2022/01/11 2:36:34
ひだかせいじ様。このRK-999は私の友人さんの持ち物なので、私の私物ではありませんので売買はできません。
Posted by: 榊屋管理人 at 2022/01/14 15:42:14 |
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Posted by: ひだかせいじ at 2022/01/11 2:30:30