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デッドストックなのに動かない理由。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more こうだろう・・と思った部分でビンゴだったのは写真で黄色の線で囲んだ部分のベルトです。え?ケンウッドKX-880GRはベルト類不使用の機じゃ?と色々とサイトをご覧になった方は思われるかもですが、ベルト類不使用なのはモーターやフライホイール類関係の部分であって、機の正面部分である写真の黄色の線で囲んだ部分には直径25〜30oの小さなベルトが使用してあります。このベルトがデッドストックでも経年劣化があり、伸びてたり、溶融化しての固着があるので、機は再生・早送り・巻戻しで正常に動こうとしても少し動いてはストップ・・・となってました。この小さなベルトを交換しただけで、元はデッドストック機なので今回は無事に正常になった訳です。一部の機であれば、この前面プラスチックカバーは前面からのネジアクセスだけで取れる場合も多いのですが、コノ機は一度前面と裏面のネジ計=5本を外しカセットメカ部を後ろの開いたスペースに引き出してから全面カバーを開けないと今回のベルト部にはアクセスできません。
コノ機は一部の高級機と違い、カセットメカの後部が広いスペースがある事で今回のような素人系の整備は楽です。ただ注意しないといけないのは ごく細い配線がメカの左側に付いています、他の太い配線類(基盤に繋がるモノ)とまとめて一緒に括ってあるプラスチック結束バンドを切ってから、この細い配線をフリー状態にしないと後で後悔するだろうと思います。
古いラジカセの場合でも、メカ駆動用本来のベルトの朽ちた物を交換して動くはずが、動かない場合、メカ補足機構を動かす為の小さなベルト(たまにカウンター動作用も兼ねる場合がある)を交換したら無事に正常に・・・と言う事もありましたので、私と同じ素人系で色々と試される場合は御参考にどうぞ。
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