静岡 松本塗装店は静岡県静岡市の住宅塗装・屋根、外壁塗装・防水補修の塗装工事専門店です。


用語説明のページです


アクリル樹脂塗料
アクリル酸、メタアクリル酸の誘導体を主成分とする重合体で十分な高透過性があり比重は小さく硬度が高いので自動車から建築物など幅広く使われ安価なためお手頃ではあるが、熱や衝撃には弱く傷がつきやすいという弱点がある
ウレタン樹脂塗料
主成分をウレタンとしウレタン結合で生成したポリウレタン樹脂。ゴムのように柔らかいものからプラスチックのように固いものまであり摩耗・耐油・耐候性に優れ「ツヤかぶり」が抜群で「肉持ち感」の良い塗膜が得られます。アルカリに弱い
シリコン樹脂塗料
シリコーン樹脂のことでケイ素と酸素の結合物です。塗料としては防汚性能が非常に高く、ガラス質(シロキサン結合)の反応硬化型塗料で、塗面は硬くきれいです。耐久性が高い成分であることからスペースシャトル、航空機にも使われています。また口紅やシャンプー体内骨格樹脂などにも使用されるほど高い安全性持ちます。比較的安価で長持ちする家計にやさしい塗料と言えます。シリコンセラミック塗料はセラミック複合技術に基づく弾性セラミックシリコン樹脂を結合材とすることで、従来の単層弾性塗材と比べ、飛躍的に耐久性が向上しました。塗膜を紫外線からの保護機能も優れています。
  ラジカル塗料
 
ラジカルとは劣化因子(酸素・水・紫外線など)によって発生する原因のこと。この原因を制御するラジカル制御塗料のことです。ラジカル塗料は耐候性も高くグレードはシリコン塗料以上、フッ素塗料よりも下という位置づけとなります。シリコン塗料を塗るより費用効果が高く、今後は人気の塗料となって行くと予想されます。ちなみに製品でいえば日本ペイントパーフェクトシリーズです。日本ペイントは塗膜の劣化の原因であるラジカルを新技術「ラジカル制御」により分子を酸化チタン内に封じ込めることを成功しました。
 
フッ素樹脂塗料
身近あるフッ素と言えば焦げ付かないフライパンがあり鉱物のホタル石から発見された20世紀の大発明です。ランクとしてはアクリル→ウレタン→シリコン→フッ素となり最高級の塗料です。塗装価格は他の樹脂に比べ格段と高価となりますが耐用年数が15年から20年とも言われ耐久性は抜群です。またフッ素にも種類があります。劣化の要因となる構成モノマーの塩素原子が含まれる従来の3フッ化フッ素に比べ塗料の紹介のところに解説、当店の施工例にも記載のしている日本ペイントの4フッ化フッ素は塩素原子を取り除きフッ素原子とセラミック変性樹脂を加えるという画期的方法で4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料で塗りたての美しさを長期間維持します。
  クリヤー塗料
 
高意匠のサイディングボード用コーティング剤でお洒落な意匠を残したまま、新築に近い状態を保つこと出来ますが、汚れの程度によってはお勧めできない場合もあります。
自然塗料
植物性油脂や天然樹脂などを主原料の塗料です。中には塗装して乾くまでに化学反応を起こしてホルムアルデヒドが発生するものもあったり製造過程で有機溶剤(VOC)を使用しているものがありシックハウスの原因となる可能性も全くないとは言えません。使用時や塗装後乾燥する段階での十分な換気が大切です。
エポキシ樹脂塗料
最近では水性も出ているようですが、薬品や磨耗に強く密着性に優れているためシーラーや錆止め塗料として用いられ、コンクリートの防塵塗料の目的でも使用される
防塵塗料
工場や倉庫・公共トイレ・ショッピングセンターの床などコンクリートが長年経過することにより摩擦によるほこりの発生を防ぎ人の健康や精密機械などに悪影響を与えることを防ぐ
弾性塗料とは
ゴムのように塗膜に弾力性がありヒビ割れに追従する塗料です。マスティックローラーなどでボテっと厚い塗膜を作ります。内部の結露対策にも効果がある内部から湿気を放出するが雨水は通さない透湿性を持った弾性塗料も多くに開発されています。ヒビ割れ対策ならより弾性を持った塗料をより厚く塗る事、薄めて塗ってしまったら効果は期待できません。
エマルションペイント(EP)
合成樹脂と顔料を結合させたエマルション樹脂からなる塗料で水で薄めることが出来、塗装後は水の発散により固化、ほとんど光沢はない塗膜を作る光沢のあるものもある。木・モルタル・コンクリなど幅広く使用することが出来る。
オイルペイント(OP)
ラッカーシンナーや塗料シンナーで希釈する油性系塗料。
通常のペンキの事で塗料シンナー・ラッカーシンナーなどで希釈する油性系塗料。合成樹脂と顔料を結合させたエマルション樹脂からなる塗料で水で薄めることが出来、
塗装後は水の発散により固化、ほとんど光沢はない塗膜を作る
光触媒とは
帯電防止効果で静電気を防止することによりチリやホコリを防止、光が当たると強力な分解力や水をはじかないで物質の表面になじむような状態になる親水性を発生、光で洗い雨で流す新しい技術でカビや藻・体に有害なホルムアルデヒドなどの有害物質も分解します。
耐候性とは
建物は建てたときから劣化が始ります。
風雨や紫外線など様々な自然の外因で起こる建物の劣化や汚れから保護する性質の事
素地
コンクリートやモルタル。鉄面など素材そのもののことを示す。
モルタル
砂利の入ったコンクリートに対し、セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練った素材のことです。外壁を塗ったり、接着層としてレンガやコンクリートブロックの目地を埋めたり、タイル張りなどの下地にも使われています。比較的施工が安易で、低コスト、防火性能もある等の利点で一般的に用いられていますが欠点は広い面積を塗る場合、収縮性が高いので目地を設けないと収縮亀裂が発生する危険があることです。
サイディング
工場で作られた板状の外装材の総称で外壁に張る水を使わない乾式工法で耐火性や耐久性などに優れています。窯業系(セメントなどを原料とした繊維質の木片や無機物などを混ぜ、強化してプレス成形などで板状としたもの)セラミック系、金属系などがある。色柄など数多くのデザインが豊富で比較的安価ものから価格帯の広いのが特徴で数多くの住宅の外壁として使用されています。金属系サイディングは、軽量で耐久性が高いのでリフォームにも向いています。従来の製品は、施工後数年ごとに塗装が必要でしたが、最近では、太陽光や雨水により汚れにくく落としやすく加工したものや耐久性や耐候性を高め、無機塗装の上に光触媒塗装などを施すなどメーカー独自に工夫もされています。雨水で汚れが落ちたり、再塗装の間隔を長くとれるように工夫したものもあります。
スレート
天然と人工に区別され天然スレートは粘板岩を薄い板状に加工したもののことで独特の質感がありますが価格は高目となります。それに対して人工のスレートはセメントに石綿を混ぜて高圧プレスしたもので主に屋根を葺くのに使われる他 内・外装材としても使用されます。現在では健康上の理由から無石綿スレートが一般的です。
RC(Reinforced-Concrete)
鉄筋コンクリートの事。Reinforcedは強める、補強するなどの意味
セメント・水・砂利や砂さらに混和材料を必要に応じ規定の割合に調合し練り合わせた物
製造方法や形を作るのが容易で耐火・耐水・耐久性に優れ安価な上、鋼材を覆うことにより防錆効果も発揮する.などの長所がある反面、重く乾燥により収縮・ひび割れを起こしやすいなどの欠点がある。
ALC(オートクレープ)
気泡コンクリートの事で高温高圧蒸気で作られている。内外壁・屋根などに使われ軽量で遮熱性・耐火性にも優れている。わかりやすい所では皆さんが良く見かけるご存じへーベルハウスの壁といったところですか?
打ちっぱなしのコンクリート
建物の仕上げにはコンクリートを打った上にタイルやモルタルを張る、塗装するなどの外装が施されるがこれらの仕上げを省きコンクリートが固まり型枠を外した直後のむき出しのままを仕上げとする。
被り(かぶり)
被り厚とも言う。鉄筋コンクリートの中の鉄筋表面から、コンクリートの表面までの部分の最短距離をさす。この厚さによって鉄筋コンクリートの耐久性、酸化度・強度が決まる。
しっくい
塗壁の一種で消石灰・砂・糊・すさ(塗壁の亀裂防止の為に用いられる繊維質の材料)などをまぜて水で練ったもの
仕上げ剤
建物の外装(屋根材の瓦・スレートや外壁材のモルタル・サイディング.タイルなど)
内装(漆喰など塗材、板やタイルなどの壁材・壁紙・フローリングやカーペット)など、直接目に見える部分の表面材料のこと。
乾式工法
セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練った素材のモルタルまたは土壁のように下地に水を含んだ材料を使わないで工場で製品化されたパネル(サイディング等)や合板などを現場で外装材を取り付ける工法で水を使わないので乾燥して収縮する事もなく乾燥を待たなくて良いことから工期の短縮も出来るのが特徴です。
湿式工法
乾式工法と逆で漆喰・リシン・モルタルや土壁のように現場で水を混ぜながら作った材料を使用する方法です。施工は天候に左右され乾燥の養生期間も必要な為、工期は長くなりますが様々な趣や質感が楽しめます。
  研磨材
 
@AB 砥石などの固形状なもの。 
研磨紙やスチールウールなどの弾性状のもの
ポリッシングコンパウンドなどの流動状なもの
目的は違いますが下地や素地を研磨したり、仕上げ面の仕上がりの精度の向上のため研磨する。
ケレン
鉄部の錆落としや塗装膜が剥がれた箇所の古い塗装膜の除去など下地の調整の事
サンダーかけ
サンドペーパーが底に取り付けてあり電動でケレンする作業
表面の凹凸をなくして接着の食い付きを良くして仕上げをキレイにする為

寒冷紗
下地処理の時に使う目の粗い薄い麻や綿で粗く編んだ布。合板の目地などに塗装した後のひび割れを防ぐためや綺麗に仕上げるために貼りその上にパテをかう
パテ
補修材。石膏の粉を粘土状にしたもので釘穴・傷やひび割れの補修、ボードのつなぎ目などに使う。
乾燥したらサンダーで磨き平らにしてからクロスを張ったり塗装したりします。
シーリング剤
建築材料部分の各接合部の隙間や目地にひび割れなどに充填し水密・気密性や防水性を高め保持する材料の総称

コーキング
サッシの周り・窓枠・サイディングの目地や外壁のひび割れなどを充填するシーリング材の総称で水密性・気密性をよくするための弾力性のある充てん剤をコーキング剤といいます。油性系・シリコン系・ウレタン系などの用途によって種類があります。大まかには水密性に富んでいる油性のものは雨もり防止・サッシ周りの防水など。ウレタン系はモルタルやコンクリートのひび割など。シリコン系はサイディングの目地など(塗装膜との密着性が弱いため塗装膜で被わない場合)に使われます。
コーキングは乾燥や建物の歪み、熱による収縮などによって起こるサイディングの目地の劣化、外壁のクラックなどひび割れの下地処理に大切な作業です。油性コーキング材は表面は乾いて硬化していますが内部は何時までも固まらない弾性の性質を持っています。コーキングには打ち増し(今あるコーキング材の上に充填する方法)と打ち替え(既存のコーキングを剥がして充填する方法)があります。もちろん打ち替えの方法が最善ですが、コストも手間も掛かり充填し直したからといってコーキングが切れないとは言えないので痛み方の状況を見ながらの判断となりますがなかなか難しいところです。
 

可塑剤
シーリング剤を柔らかくする為に配合して使われる成分。施工後数年するとコーキング部分に塗膜を通してにじみ出てホコリやごみがつきやすくなってしまう為、黒ずんでしまうことが事があります。可塑剤を含まないノンブリードタイプのコーキング材もあります。
下地処理(素地調整)
塗装した塗膜がしっかり付着するように清掃処理を施した素地を補修し塗装が出来るような状態を作ること
下地調整
汚れや付着物の除去・乾燥によるチョーキング部分・割れ目の補修・アルカリ止めや吸い込みを防ぐ為シーラーを塗るなど仕上がりを綺麗にする為、塗装前の下地を整える事
マスキング(養生)
施工する時に時、周辺を汚れや傷から守るためにシートなどを張り巡らす養生とほぼ同じ意味(覆い隠す事)塗装工事で塗料を付着させたくない部分を隠す事。マスキングラインは塗装仕上がりラインです。作業前の養生、マスキングは大切です。施した養生は塗装が乾ききる前に外します。乾いてしまってからでは塗装も一緒にはがれてしまう可能性があるからです。
マスキングテープ
塗装工事、吹きつけ工事等の際に塗装する面以外に塗料が付着しないように使用する保護テープの事。
可使時間
ポットライフとも言います。主剤と硬化剤を混合して使う塗料や接着剤など で、混合後の作業が可能な時間。塗料としての性能が確保されている時間のことです。
下塗り(アンダーコート)
素地調整または下地調整を行った後に塗る作業で女性の化粧で言えばファンデーションを綺麗にぬる為の下地のようなものです。錆止め剤、シーラー・フィラーなど塗装個所に合った下塗り剤を使います。この作業が大切で下塗りがしっかり出来ていないと仕上がりや耐久性に悪影響を与えます。
中塗り
下地調整の上塗りの一歩手前の塗装
特にこの塗料でという決まりはありません。上塗りと同じ塗料を使うのが一般的です。
上塗り(トップコート)
中塗りの上に塗る最後の仕上げとなるこの塗装で表面をさらに滑らかにし、色彩で美観を醸します。仕上がりの良し悪し出し耐久性に大きく影響します。
塗装用機械
一般汎用スプレー塗装機としては@エアスプレーAエアレススプレーB静電スプレーがあるがこれらの機械装置に使用される空気源としてはコンプレッサーつまり空気圧縮機が付属機器として含まれる。一般的な噴霧塗装機と言われるものはこの3機種が普及している。
エアスプレー
空気を圧縮させる事で塗料を細かい霧状にし吹きつけて塗装する方法平滑な塗装面を得ることができ刷毛塗りに比べ効率が良いが、欠点としては霧の飛散、ワーク以外の被塗物にオーバースプレーなどがあげられる
エアレススプレー塗装機
圧縮空気で塗料を微粒化するのではなく塗料に直接6.9〜20.6MP2(70〜210kg/cm)の圧縮を加えて、エアレスガンの先端に付けられる小さなノズルから塗料を噴射霧化する。エアスプレーに比べて霧の飛散が少なて塗料噴出量が多く、パターン開きも大きくすることが出来るので作業効率が良い。
静電塗装機
主として使用されるのは工場のライン塗装、ハンド塗装でスプレータイプが種でハンドガン、自動ガンが使用される。一部にはエアレスタイプの静電塗装機もある。塗料の塗着効率が良く塗料消費削減になる。
単層仕上げ
下塗り・中塗り・上塗りの通常の仕上げの事
複層仕上げ
旧塗膜を高圧洗浄などで汚れを落とし下地調整剤で整えシー ラーなどの下塗り剤で密着度を高め新塗膜をローラーや吹き付けで塗装、模様をつけたりさらに違った特性を持つ塗料で中塗り・上塗りするなど塗装膜が複層になる仕上げで当然単層仕上げに比べ自然環境に強いが塗膜が厚くなる分用量や乾燥時間など注意する事が重要です。
塗膜
塗装後乾燥させることで形成される塗装膜の事。
塗装のリフォームの際、既存の塗膜を旧塗膜と言う。密着性を十分残している旧塗膜はそのまま塗装、はがれなどで死膜となっている塗膜は除去する。塗装後乾燥することで
顔料
塗料やインク・化粧品・合成樹脂などの色付けに用いる着色用の粉末で水や油に溶けるものを染料と呼ぶのに対して溶けないものの総称。光の波長を吸収し選択的に反射または透過することにより私達の目に色として認識される。
はくり剤(リムーバー)
旧塗膜をはがす為の溶剤・薬品
既存の塗膜を溶かすことではがしやすくする溶解形と軟化膨潤させることではがしやすくする軟化膨潤形がある。
漂白剤
木部などの漂白に使われる薬品で汚れとして付いた着色物質を酸化還元することによりほかの物質に化学変化させて脱色させる塩素を発生させる次亜鉛素酸ソーダー系は減少しつつある漂白後の塗装前には十分水ぶきして乾燥してから施工する
着色剤
木部の木肌を生かした着色仕上げの着色剤には染料を用い、外部用途には顔料が用いられる。昨今では外部用途として着色しながら塗膜を形成すつ着色ステイン塗料(木部着色保護塗料)がある
目止め剤
木部の導管(主要構成部分)や切断面の穴に平滑性を持たせるために充填する目止め用塗料
研磨剤
仕上げ面の仕上がり精度の向上の為、道具や下地・素地を研磨する
乾燥促進剤(ドライヤ)
酸化重合で乾燥する油性塗料は、乾燥時間が長い。特に冬期の低温時期には顕著に表れる。油性塗料には、酸化重合を促進し、乾燥を早める為に鉛系・マンガン・コバルト系・ジルコ系などの乾燥促進剤が配合されているが、乾燥速度を速めるために規定量を添加するのが、乾燥促進剤(ドライヤ)である。添加量が多すぎると、乾燥のバランスを崩し、チジミが発生したりするので、注意が必要となる。
溶剤
塗料に使用される溶剤は正常な塗膜を作り出すために塗料の粘度を適正に整える。樹脂を溶解したり乾燥を調節、塗料を適切な粘度に調整するうすめ液の特性を持つ各種シンナーを構成する基礎となる原料
縁切り
屋根のスレートなどの重なった部分にたまってしまった塗料は放置しておくと雨漏りの原因になりかねないので塗装後に重なり部分に隙間を作り雨水の逃げ場を作る作業
ジョイント
繋ぎ目の事
ヘアークラック
髪の毛程度の亀裂の事です。亀裂の大きさの定義はありませんが、一般にコンクリートの有害なひび割れは0.3o以上(雨掛かりなど漏水箇所は0.2o)と言われ、これ以下のひび割れの事を一般にヘアークラックとしているようです。コンクリートが乾燥収縮しひび割れるのは避けられないものですが建物所有者にすれば一大事です。建物に対する影響は、ひび割れからの水分の進入と炭酸ガスによる中性化の促進により鉄筋が発錆する事です。その他、強度低下や鉄筋の拘束力の低下などあります。補修は水分や炭酸ガスの進入を防ぐような方法(弾性塗装や樹脂注入)が一般的ですが美観の問題もありますから様子を見ながら補修方法を検討します。
クラック
簡単に言えば亀裂(ひび割れの事)コンクリ部分や外壁に収縮や衝撃によって生じる。表面だけのひび割れが表面クラック・構造上問題がある場合、読んで字のごとく構想クラックと言う。構造クラックは速やかに専門家処置依頼が必要で表面クラックも放置することにより雨水等や炭酸ガスの侵入により表面だけでなく内部にまで痛みの原因となるので早めの対応が得策と考えられます。
チョーキング 白亜化
紫外線、風雨などにより、外壁などの塗膜の劣化が進み、劣化粒子が分解・離脱して起こる現象、表面が白く粉を吹いた状態になり触ると手に白い粉が付きます。これは塗膜の表面の層の劣化がかなり進んだ状態で放置し劣化がすすむと、仕上げ剤がはがれ落ちてしまいます。チョーキングが見られた時点で、劣化がだいぶ進んでいると考えられ、防水機能の維持が困難な状態へ移行しています。目で見て確認できるためどなたにも簡単に外壁の塗り替え時期を知るための目安になります。
リフティング
油性系塗料の上にラッカー、塩化ビニルなどの強い溶剤を用いた塗料を塗装した場合など下に塗ってある塗料がシンナーにより侵され浮きやちじみなどが起こる事
ピンボール
厚塗りしたりシンナーの蒸発が早すぎるなど塗料の希釈(薄め)不足などによる発泡、塗装表面に下地に含まれた湿気が蒸発した為などによって小さな穴が生じたり焼きつけ塗料でセッティングの時間を取らなかった時などに起きる現象。下塗り上塗りの間の付着が弱まって起こるはくりや浮きの事でピンで穴をあけたように状態のためこの名前が付いている。
わき
蜂の巣状に集中したクレーター状(火山の火口のこと・月の表面などに多数ある環形の地形)の膨れのことで乾燥の速い塗料の厚塗りなどにより塗膜中の溶剤が残った状態のまま表面のみが乾燥してしまった後、塗膜が太陽光線などによって暖められると塗膜中に残っていた溶剤が塗膜を押し上げて蒸発する。それが原因で塗膜に蜂の巣状の膨れを発生させる。
あわ
塗料の乾燥が早すぎたり消泡性が低下していたりすると空気を巻き込んだような小さなふくれが出来ることがあるこの現象をあわと言う
やせ
塗装後、塗膜が乾燥して硬化するに従い仕上がりが悪くなる現象。塗装直後は問題ないように見える。速乾性で薄め液が多量に必要な塗料や樹脂分の多い塗料にこの傾向が見られる。塗り回数を守り薄め過ぎないことが必要となる
しわ
下塗りが十分に乾燥していない状態で塗り重ねたり、表面の乾燥がしやすい塗料を一度に厚塗りしたりすると乾燥が進むにつれて塗膜表面にひだ状やちりめん状のしわを生じる現象で油を多く含む塗料に発生しやすい。
VOC
揮発性有機化合物の事で大気中で飛散、気体状になるホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンなど頭痛や吐き気などを引き起こすシックハウス症候群の原因にもなる
「ホルムアルデヒド」
水溶液はホルマリンと呼ばれ、接着剤・防腐剤・樹脂・塗料などに含まれる
「トルエン・キシレン」
溶剤で揮発しやすい性質を利用してシンナーや塗料などに使われる毒性のある有機化合物の一種でキシレンはトルエンを含んでいたりします。
「パラジクロロベンゼン」
衣類の防虫剤やトイレの消臭剤などに使われ気化、吸い込むことにより人体に悪影響を与えます。
シックハウス症候群
建物が原因でめまい・吐き気・頭痛・平衡感覚の失調・呼吸器疾患などを起こす。ホルムアルデヒド・VOC(揮発性有機化合物)などを含む塗料・合板の接着剤などや防虫剤が原因と考えられるが、特定された症状はなく個人差も大きいのが特徴で原因の完全究明は難しい所です。
妻側・平側
妻とは、端の事で日本建築は建物の長手方向を建物の正面とする場合が一般的で、建物の短手方向を妻と呼びます。切妻屋根などの場合は、建物の両端の短辺側の三角形の壁面を指します。反対に平側とは、建物の大棟と平行な側面のことで一般的には長手方向の事を言います。
切妻屋根
本を開いて伏せたような形をしている屋根で棟を頂点としてふたつの傾斜面が合わさって三角形をつくる山形の屋根の形で最もポピュラーな屋根です。住宅全体の印象を大きく左右する屋根の形ですが、この形はお洒落な洋風住宅の印象を作り出します。欧米の住宅にも切妻屋根の住宅が数多くありますが、雨の多い日本では、同じ切妻屋根でも勾配が急なものが多く、軒を深く出すことで、厳しい夏の日差しや強い雨を遮る工夫がされています。いろいろな種類の屋根形状の中でも、シンプルで合理的なこの形は比較的低コストで済むばかりか雨漏りしにくく換気口を設けることが出来ることで屋根裏の換気が良く積雪地でも対応できるという利点もあるのです。
入り母屋
屋根の形の一つで上が切妻屋根、下が寄棟になった屋根の形で昔から寺院やお城などに使われています。寄棟屋根とはふたつの三角形とふたつの台形の屋根からなっている屋根で、四面が勾配になっていて、雨水が建物の内部に漏ったり、浸入したりするのを防げたりする効果がありますが、切妻屋根と違って側面の妻側に壁がないことから換気口を設置しにくく、ゆえに換気に注意が必要とされます。
方行屋根
中心の点を頂点として、四方に傾斜する四つの面で構成される四角錐のような形をした屋根の事で屋根を平面にするとほぼ正方形となります。
瓦棒(かわらぼう)
金属板葺(ぶ)きの屋根で、屋根の傾斜に沿って一定間隔に並べて取り付けた細長い角材で急な勾配を必要とせず、様々な形の屋根や特殊な形の屋根にもに対応、安易に経済的に取り付けが出来ますが、断熱効果を望めませんので、もし屋根裏空間を広く取れない場合は断熱効果ををどのように得るかが一つ課題となります。近年は優秀な断熱材が多く開発されていますので、天井と屋根の間に敷き詰めることによって、断熱効を得る事ができるようになりました。
ドーマーウィンドウ
小さな屋根を持った窓の事で洋風住宅の外観のデザインとしても使われる。
屋根の斜面に垂直にたつので直射日光を避ける事が出来る。
屋根裏部屋の遮光・換気などの為に役立つ
破風板
日本古来の切妻や入母屋の屋根の住宅で、棟に対して直角に接する側面、屋根の妻側の三角形のところへ山形に取り付けられた板または屋根によってできる三角形の外壁の部分のことで元来は、妻側の屋根の先端についている山形の装飾板のこと。破風と言われたのは妻の垂直な面に当たる風が左右に分かれる事からこのように言われるようになり今では破風板と呼んでいる。破風は、切妻破風、入母屋破風など形状などによって、何種類かがあります。
鼻かくし
屋根の先端に付いている装飾板のことで屋根以上に塗った塗料の劣化は早い為、塗装も早めの処置が必要となります。
軒天
外壁から出ている屋根の軒先部分の裏側のことで、下から見ると天井に当たるので軒天と言います。この部分は湿気などで大変傷みやすく補修が必要になることが多い箇所と言えます。
(ひさし)
雨や雪を遮り、オゾン層の破壊で紫外線の浴びてしまう危険や真夏の直射日光から守ってくれる昔からの受け継がれてきた人間の知恵。庇を付けることで雨漏りを防ぐ事もあるのです。
笠木
雨漏りがしないように取り付けられる部材で金属、モルタル、木製などもあります。塀や階段などの手すりやベランダなどに取り付ける上部の少し張り出した部分です。
霧除
窓や出入り口の開口部の上に付いた小さな屋根(ひさし)の事
化粧胴差
天井と取り付け家具などの隙間を埋めるために貼る横長の板、幕板などと同じで横方向に外壁を一周している板の事です。一階と二階の隙間を埋めるために使われ同系の色で塗装する場合もありますが、アクセントカラーを用いて施工することによりイメージを引き締めたりする効果があります。
戸袋
雨戸収納用に窓の端に作られる箱状の構築物
近年防犯上や雨水の侵入の為の腐敗なども考慮して戸袋の代わりに窓シャッターを設置するお宅も増えています。
今ある窓に取り付ける事の出来るリフォーム用のシャッターも販売されています。
面格子
窓の外に取り付けるアルミ製・ステンレス・鉄製など金属製の枠で主に防犯を目的とした用途に使われる。
水切り
雨水が浸入しないように銅板やステンレス板・トタンなど金属の板を入れ、浸入してきた水を外部に導く役目でサッシ廻り、窓台や壁と屋根、壁と基礎の境目(土台との境り)などに雨水が浸入しないように銅板やステンレス板・トタンなど金属の板を入れ、浸入してきた水を外部に導く役目をする為のもの土台水切りは外壁からの雨水の浸入を防ぐ為や白アリの被害から建物を守ります。
雨筋ストッパー
住宅長寿命化推進塗り替え部材
外壁の大敵、筋汚れ・割れをシャットアウト
サッシの下の雨筋・外壁割れを防止
シール可塑剤の筋汚れ
寒冷地サッシ下の凍結
バルコニーの掘り込みの雨筋などの対策に
濡れ縁
建物の居室外部に取り付けられた縁側のことで外壁や雨戸がなく雨ざらしになることからこの名前が付いています。
DIY
DO IT YOUR SELF!自分でやりなさい?ですか?住まいのDIYは日曜大工の事です。塗装でも外壁,内装,ブロック塀などご自分で塗る方があります。リフォームの場合が多いと思いますが、劣化し始めた部分の塗装はなかなか難しいかもしれません。

エクステリア

エクステリアの反対語はインテリア(内装)
これでお分かりのように屋外(外側)を意味し住宅の外溝(建物の外にある構造物全体)を指す事が多い例えば一般的には門扉・フェンス・カーポート・アプローチ・庭園・バルコニー・テラス・ウッドデッキ・照明などの事。インテリアが内装の装飾や機能などを高める為のものとしたらエクステリアは建物の外側の装飾の事。例えば美しい街並み、カーポートなどの機能性やウッドデッキやパティオの空間などの娯楽を高めるものとして近年、注目されているが外部にある為、インテリアの比べ日光や雨、風など自然の影響が大きく痛みも早いためメンテナンスが大切となる。
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