fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 香春岳は異様な山である。けっして高い山ではないが、そのあたえる印象が異様なのだ。・・ これは、五木寛之「青春の門〜筑豊篇」の出だしの文です。 昨日、この香春岳のある街「福岡県田川郡香春町」に行ってきました。小倉駅から約1時間、車が峠を越えるとそこにあの香春岳が突然目の前にあらわれました。伊吹信介が子どものころからずっと見て育ったあの香春岳です。高さはせいぜい500mぐらいだそうですが、やはり圧倒されます。あーこれだ!って感動しながら車は町民センターに着きました。 講演までに時間があったので、荒木教育長と学校の事や先生の事などをお話したのですが、年齢も近いせいか(私と2歳ちがい)意気投合してしまい(いえ私だけがそう思っていたのかもしれませんが・・)とっても楽しく時間が過ぎていきました。いっしょに仕事がしたいって思う方でした。講演は、いつもの調子で大阪弁まる出しでしゃべりましたが、九州でもなんとか理解はしてもらえたようです。そうそうタイガーススーツもうけましたハハハ。でもタイガースファンはほとんどいないそうで、やっぱりジャイアンツとホークス、そして(西鉄時代からの)ライオンズファンがほとんどだそうです。 帰りのタクシーの中で運転手さんが、「筑豊は不況です」と話されていた顔に元気がなかったのが心にしみました。香春岳には大きなセメント工場が見えましたが、今は閉鎖されているそうで、その大きな建物が本当にさびしく見えました。
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