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2005年8月27日
「沢村さんの愛」そして「Eさんの愛」
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 24日の西宮での講演会で、震災後10年ということで「沢村さんの愛」の話をさせてもらいましたが、その時に何度もハンカチで涙を拭っていた方がいらっしゃいました。今日の夕方、そのEさんから電話が入りました。「先生、チヂミ焼いたから持っていくよ」って。そしてとってもおいしいチヂミとお手紙をいただきました。(チヂミの味は天下一品です。絶対に売れる味です。)
 
そのお手紙の一部を紹介させてもらいます。
「今年の盆踊りに仲島先生の姿が見えなかったので(※私、熱を出してた時です)、先生の顔が見たくて講演会に参加しました。・・・(略)・・・・沢村さんの話、涙がこみ上げてきました。・・・(略)・・沢村さんは、父母の会のことも、地区出身の私たちのことも、何のこだわりもなくつきあってくれた人で、その死は、これから一緒に頑張ろうとした矢先のことで、本当にショックでした。地震の前日は若竹の餅つき大会で、沢村さんはいつになくはしゃいでいたそうです。沢村さんがよく着ていたジャージ上下、スニーカーを遺品にいただきました。地震の翌年からの若竹の餅つき大会には、必ず貰ったジャージを着て手伝いにいっています。生地は薄いのですが、なぜかとても温かなんですよ。もう10年着たことになるんですね。うそみたい。もっともっと早くに出会いたかった人です。
 先生にはうちの子ども3人は受け持ってもらったことはなく、残念に思いますが、先生はいつも私たちのことを見ていてくれましたね。ありがたかったです。これからも見守っていてくださいね。
 当日は泣いたり笑ったり、あっという間の2時間、ありがとうございました。私たちも先生のこと応援しています。頑張ってくださいね。また、会える日を楽しみにしています。」
 
 Eさんは、3人の息子さんを持つお母ちゃんです。今、お母ちゃんは勉強がしたくて定時制高校に通っています。現役の3倍近くトシをとった高校生ですが、眠たい目をこすりながら夜、一生懸命に勉強しています。今日の手紙は「学校で習ったパソコンで打ったんだよ」ってうれしそうに話してくれました。
 
心がとっても温かくなりました。
 

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Posted by naka602 at 21:02 | TrackBack (0)
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