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2005年11月28日
北海道黒松内町 感動の2泊3日
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 26日(土)〜28日(月)北海道黒松内町に行って来ました。黒松内町の社会福祉大会での講演と分科会助言が私の仕事でした。これは仕事なのですが、「こんなに幸せな仕事でいいんだろうか」と思うぐらい感動の2泊3日の黒松内町でした。
 黒松内町は、ちょうど札幌と函館の間にあり、すぐ南に長万部、北東に向かえばニセコに行ける位置です。ブナの北限の里でもあります。人口が3000人余りの小さな町で、主な産業は「酪農」ですが、「福祉の町」とも言われています。町には子どもから高齢者までの福祉施設がたくさんあります。児童養護施設、老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービスセンター、知的障害児施設、知的障害者更生施設(成人)、身体障害者療護施設、介護支援事業所・・・・など教えていただいただけでも17カ所、それもすべて市街地の中にあるのです。人口の3分の1の人が、この福祉関係の仕事に携わっているというのですから、まさに「福祉の町黒松内」です。それに医療費に関しては高齢者だけでなく、なんと子どもも中学生まで無料だそうです。ここは誰もが住みやすい町なのです。
 26日の夕方に黒松内に着いたのですが、役場の高橋課長と社会福祉協議会の増田事務局長が温かく迎えて下さいました。翌日の打合せと町の様子を聞かせていただいたあと、「ぶなの森」という町の温泉に行きました。むちゃむちゃ気持ちのいい温泉でした。雪景色を見ながらの露天風呂は最高でした。夕食と宿泊は「歌才自然の家」、自然の家といっても、学校が使う自然の家ではなく、自然の中にある宿泊施設で立派な建物でした。レストランの食事がこれまたおいしい。そして部屋にはテレビも何にもなし!でも窓の外は雪の林があり、空には満天の星、向こうには市街地の夜景・・・。そんな中で静かな夜を過ごしました。こんな時間の過ごし方は本当に久しぶりで心が洗われました。
 27日は第27回社会福祉大会。午前中は私の講演。午後は3分科会での協議でした。聞き慣れない大阪弁の私の講演をとっても温かく聞いてくださり、いっぱいの拍手をくださいました。本当に嬉しかったです。午後の分科会でも一緒に過ごさせてもらい、皆さんの考えや悩みなども聞かせていただきました。そして夜は「自然の家」に集まってくださり、私を囲んでの交流会です。いい雰囲気で、黒松内のお酒をいっぱいいただきました。あーおいしかった!あー楽しかった。
 翌28日は、朝から増田局長がわざわざ私のために車を用意してくださり、町の案内と私が希望していた小学校の見学をさせて下さいました。いい笑顔の子どもたちに会うことが出来ました。いいですねやはり学校は・・・。そうそう北海道の学校は全館暖房が入っており、廊下も体育館もすべて暖かいのです。関西の学校の方がはるかに寒いですわ。そしてそのあと、列車までの時間があったので、なんと増田局長は私を洞爺湖まで連れていって下さいました。昭和新山も間近で見ました。そして午後2時長万部駅でお別れしました。
 黒松内町は、子どもからお年寄りまで、障害があるなしにかかわらず、家庭状況がちがっても、みんなが輪になって暮らす本当に優しい町です。そしてみんな温かい人たちです。たった3日間の滞在でもそのことがよくわかりました。
 あーよかったな黒松内町に来れて・・・。 私はこの町が大好きになってしまいました。

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Posted by naka602 at 23:41 | TrackBack (0)
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