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2006年2月3日
平木小学校の人権教育研究発表会
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 西宮市立平木小学校の文部科学省指定の人権教育研究発表会が行われました。全クラスの「公開授業」に、平木小の「研究発表」、県教委の「指導助言」、兵教大の吉田教授と私の「対談」と続きました。その様子のリポートを写真付きで、私の姉が自分のホームページに書いていますので、次のアドレスをクリックしてみてください。(私の姉は、元小学校教師で、現在は宝塚市会議員をしています。HPの「活動日記(2/3,2/4分)」に平木小の発表の様子が書かれています)
http://www.kitanosatoko.com/
 
 発表会当日の様子は、姉のリポートに任せ、私は平木小のこれまでの取り組みについて少し書いておきたいと思います。2年前、この研究指定を受けるかどうか議論した時、研究紀要や指導案づくりに時間をいっぱいとられて子どもとふれあう時間が少なくなるのではないかという危惧も出されました。それでも指定研究に踏み切ったのは、教師が力量を上げることが、結局子どもの力も上げると考えたからです。確かに時間はこれまで以上にとられます。しかしその成果は必ず子どもに返っていくのです。指導案も何度も何度も書き直しました。なぜなら平木の子どもの様子が書かれていないし、目の前の子どもの様子がわかっていないからでした。そしてもう一度目の前の子どもを見つめ直し、書き直すことによって少しずつ子ども理解を深めていったのです。今回の指導案はまだまだ完璧とはいえず、授業もうまくいったとはいえないかもしれません。でもここまでの指導案はなかなか書けないものですし、この先生たちの追求姿勢は本当にすばらしいです。今回教師に力がついたことは確かです。そんな平木小の先生方に私は大きな大きな拍手を送りたいと思います。
 そしてこの研究発表会は、ゴールではなく、実はスタートなのです。ここからが本当の勝負です。どうか、今回培った力をこれから思う存分発揮していってください。あの子たちのために・・・。
 
 私と兵教大の吉田教授との「対談」については、自分ではコメントしづらいので、その評価はみなさんにお任せいたします。いろいろとご指摘ください。
 
 最後に一つだけ苦言を呈しておきたいと思います。県教委の「指導助言」についてです。
「先生たちが必死でやっているのですから、指導主事も必死でやってほしいのです。今回の指導助言は指導主事としては猛省しなければなりません。もっとしっかり勉強してきて下さい!」

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Posted by naka602 at 22:12 | TrackBack (0)
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