fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日は娘、真悠子の24回目の誕生日です。 朝から一人で家にいると、ついついいろいろと思い出してしまいました。24年前の誕生の瞬間の感動から始まり、保育所時代の苦労と喜び。はじめはあんなにピーピー泣いていたのに卒園間際には、もう立派な1年生になっていたこと。小学校4年の時の運動会では、自分の事より障害のあるAちゃんのことをしっかりみていたこと。6年の時、阪神大震災の疎開先では自分がお母さん代わりになって弟と二人で頑張ってくれた事。小学校入学以後涙を見せなくなった娘が中学校で最後の試合が終わった後に号泣していた姿。思い出すと涙がまた出そうになります。 高校・大学時代は、高校で全国大会に出場し大学は希望通りに入った弟と比べると、もしかしたら対照的だったのかもわかりません。一浪しながらも結局希望の大学には入れずに周りは全員現役という大学での4年間、最初は「いやだ」と言ってたのに卒業前には「私、いい4年間をすごせたよ、お父さんありがとう」って言われグッときてしまったこと。弟よりずっと努力はするのに、なかなか要領よくできなくて表向きの成果が出ないこともありました。でもおじいちゃんやおばあちゃんが入院した時は私が知らない間に病院に行っていたり、旅行に行ったらさりげなくお土産を届けていたり、優しいところがいっぱいある娘なんです。 この4月からの就職先は小さな会社です。社長や専務とも話せるそんな会社です。けっして有名とは言えないかもしれませんが、娘らしい会社に就職出来たなって思っています。 2月に北海道の仕事に行った時、占いを信じない私がめずらしく手相をみてもらいました。すると「娘さんはこれから大きく成長していきますよ。娘さんの未来は大丈夫です」って言われました。むちゃくちゃうれしかったです。24歳といえばもう一人前の立派な大人ですが、そんな娘をこれからも応援したい親バカの私です。 ※3年前に書いた「優しさというビタミン愛」の第1集に載せた真悠子の話です。 〜「姉」の愛〜 姉は、昨年、大学入試に失敗しました。 浪人でのぞんだ今年の入試。いろいろな思いを込めて この日を迎えました。 でも結果は、不合格。 家族を避けるように一人で部屋にこもりました。 夜中の2時、リビングに明かりが・・・・。 そっとのぞいてみると そこには、宮崎駿の「耳をすませば」のビデオを じっと見ている姉がいました。 声をかけることができませんでした。涙がこぼれました。 その日の朝から姉は、 以前と変わらない笑顔で家族に接してきました。 1週間後、弟の高校入試がありました。 緊張感からか弟は、二日前から熱を出しました。 40度をこえました。 姉は、昼間だけでなく夜中もずっと弟の看病を してくれました。 「がんばれ」とも何も言わずに、 何度も何度も氷を替えてくれました。 入試当日も熱は下がりませんでした。 でも弟は全力でがんばりました。 4日後、合格発表がありました。・・・・合格でした。 その時の弟と姉の笑顔を、私は一生忘れないでしょう。 こんなに優しい子がいて・・・・ 私は本当に幸せ者です。
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