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2006年6月9日
頑張れジーコジャパン!
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 サッカーのワールドカップの開幕です。ジーコジャパンの4年間の総決算です。
報道等によると、前回のトルシエ監督の指導は「管理」で、ジーコ監督の指導は「自由」と言われています。ジーコは選手に細かい指示はあまり出さずに一人ひとりに考えさせ、自分なりの創造的なプレーを生み出すことを要求しているそうです。私はそんな報道を見ながら、自分の大学時代のバスケットを思い出しました。
 
 私は中学高校大学と10年間バスケットをしてきましたが、一番おもしろかったのは大学の4年間でした。中学時代は徹底的に基礎基本を教えられました。パスドリブルシュートの基本をたたき込まれました。高校時代は走れ走れ、声を出せ声を出せの繰り返しでした。いわゆるしごきもあり、10年間の中では一番しんどかった時期でした。そして大学生になりました。
 私の大学は関西2部リーグに所属していました。有名私立校が1部リーグにいますので、普通の大学としてはまあまあ強い方だったと思います。そんな私たちのチームの方針は「オールコーチ、オールプレーヤー」つまり一人の監督を置くのではなく、全員がコーチであり、全員が選手であるという体制だったのです。ですから1年生の時から、一人ひとりが自分の考えを求められました。練習中もいろいろ物言うのです。合宿ではみんなで戦術を練っていきました。そこには先輩も後輩も関係無く、一人ひとりが認められ、みんながチームの一人としてチームのために考えを出し合いました。
 この時、私は「バスケットってこんなに楽しいものだ」って心の底から思ったのです。高校時代は走らされるのが苦痛でしたが、大学では自分から進んでランニングに行ったり、自主練習を繰り返しました。「やらされるバスケット」から「やるバスケット」がこんなに楽しいんだと実感したのです。
 私の教師としての考え方や授業のつくり方の基盤は、きっとこの時に生まれたのだと思っています。 ラグビーで日本選手権7連覇を果たしたあの神戸製鋼は、当時平尾誠二キャプテンを中心にした監督不在のチームでした。ジーコと平尾誠二、そして私とは、共通するところがあるんだなってちょっとうれしく思っているのです、ハハハ。
 
 頑張れジーコジャパン!
 
 

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Posted by naka602 at 22:32 | TrackBack (0)
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