fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 放課後の教室、私は好きでした。たった一人で、子どもがいない机をながめながらボォーとしていると、なんだか心が静まるのです。今日はちょっとイライラして子どもによくあたったなあとか、しんどい日だったなとか、いろいろ思い出すのです。そして、しばらくしたら、掲示物をはり替えたり、明日の教材の準備をし始めるのです。そんな時間がとっても好きでした。少し変かもしれませんが「自分は先生なんだなあ」って思う時間なのです。私にとってはとっても大事なひとときでした。 今日の夕方は、今週末(17日)の元気塾の準備のため、若竹公民館の講堂にいました。今回の元気塾は「体育の実技研修」です。そのための教材の準備や配置などを現地で確かめていました。なんだか放課後の教室みたいです。シーンとした講堂で一人動き、ここにこれを置いて、ここで集合させて・・・・といろいろ思い浮かべながら、元気塾の授業のイメージをつくっていました。そんな自分を「自分はやっぱり先生なんだなあ」って客観的に見ている私でした。あの放課後の楽しさをまた味わっていた私でした。 今週の元気塾は体育の実技研修です。本当はどこかの学校の体育館を借りて広々とやりたかったのですが、そうもいかず公民館の講堂で行います。「実技研修」というと先生の実技能力アップのためというイメージがあるかもわかりませんが、そうではなく「実技を通して」子どもにどんな助言やどんな指導をしたらいいのかを学ぶ研修です。体育が苦手だった先生も、こんな助言があったら、好きになっていたかも・・っていう例や指導を紹介したいと思っています。 教師って、自分が子ども時代に受けてきた授業を繰り返すことがよくあります。特に体育は自分が受けてきた授業をそのまま今もしてしまう傾向があるのです。体育の授業ってこんなに楽しいんだっていうイメージがわく実技研修にしたいなって思っています。 元気塾に毎回参加している福田先生から、今日、社会科の指導案が送られてきました。今週の水曜日に研究授業です。指導案を読むと「こんな子どもだから、こんな教材をつかって、こんな指導をしたい」という福田先生の主張がよくみえてきました。教師がこんなことをしたいという熱がビンビン伝わる指導案って、とってもいいですね。がんばれ福田先生!
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