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2006年7月9日
イーハトーブの世界 岩手へ
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 8日、9日と岩手県住田町へ講演に行ってきました。
岩手県は生まれて初めての地です。伊丹を発つ時の気温は30度。50人乗りの飛行機で1時間15分、いわて花巻空港に着くと気温はなんと21度、少し肌寒い感じでした。そこから車で1時間20分、目的地の住田町に着きました。周りは山、山、山・・・そんな自然いっぱいの町でした。近くを流れる気仙川では鮎が解禁され、たくさんの釣り人がやってきていました。住田町の周りには、遠野、大船渡、釜石、水沢という聞いたことのある地名が並んでいました。
 「ここは何にもない所です」と役場の千葉さんはおっしゃいましたが、都会から来た私には「いっぱいあるじゃないですか、こんなにすばらしい自然が・・」って感じましたね。夜はクーラーいらず、気持ちよく寝ることができまし、翌朝目覚めると、周りの山々に霧がかかり、なんとも言えないいい雰囲気の風景があらわていました。講演会では、たくさんの皆さんが私の大阪弁をとってもよく聴いて下さりうれしかったです。ホンマよかったです。講演が終わった後、またいつかここに来たいなあって思っていると、担当の三浦さんが「冬にぜひまた来て下さいね。スキーもできますよ」って・・・。三浦さんは、スキーの元国体選手です。小学校の先生で、今は教育委員会の指導主事。「一緒に滑りましょう」って言われると、ついその気になってしまい「冬に先生の研修でまた呼んでください」って思わず言ってしまいました。
 帰りは、役場の村上さんが、わざわざ宮沢賢治記念館に連れていって下さいました。昨年、元気塾の桔梗先生が「やまなし」の授業をするためにここを訪れたんだなあって思い出しながら賢治直筆の「やまなし」も見てきました。銀河鉄道のモデルになった橋もくぐりながら、宮沢賢治のイーハトーブの世界を堪能しました。
 家に帰ると、家族から「いいなあ、仕事じゃないみたい、旅行みたいやん」って言われましたが、それを一番感じているのは私自身です。 いい仕事でした、ハイ。

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Posted by naka602 at 21:27 | TrackBack (0)
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