fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 9月1日〜3日、福岡県糸島地区人権・同和教育研究大会に行ってきました。今回はずいぶんプレッシャーがあり、気合を入れての福岡入りでした。 実は糸島には昨年の9月に行く予定だったのが、あの小泉首相の郵政解散による衆議院選挙のため、会場が急遽使えなくなり講演中止となりました。でも担当の西原先生が「来年こそ是非!」ということで1年前からの予約となりました。おかげで、それ以降の1年間、西原先生とはメール等で何度も連絡を取り合い、お互いの考えがよくわかるようになっていきました。でもそれがかえって「期待は絶対に裏切れないぞ」と私自身にプレッシャーがかかっていったのです。それに講演だけでなく、分科会の助言もしてほしいと言われ、さらにプレッシャーがかかるようになりました。 講演に持っていく荷物は、これまでの中で一番重くなりました。特に分科会では、「なんで県外の者が助言者だ、地元をよく知っている適任者がいるだろう」という批判が集まることはわかっていましたので、それを納得させる助言をするために資料もたくさん鞄に詰め込みました。事前勉強もずいぶんしていきました。 さあ、分科会が始まりました。 会の最初に司会者から私の紹介がありました。この時の会場の雰囲気は「誰や、あいつ?あいつに任せて大丈夫か」という感じでしたね。 それから2時間後、私の助言が始まりました。助言は25分間でしたが、会場の皆さんの表情がだんだん和らいでいくのがよくわかりました。そして最後にはみなさん笑顔になっていました。 終了後、報告の先生をはじめ、会場の方の何人もが、話しに来てくれました。「ありがとうございました。午後の講演会も楽しみです」って言ってくださった方もいました。私は思わず「よし!」と思いましたね。 やっぱり事前勉強は大切やと改めて感じました。 講演会の会場は1000人近くの人でいっぱいでした。今度は最初からいい雰囲気です。いっぱい笑っていただきました。ちょっと泣いておられる方もいました。みなさんの豊かな表情に私も気持ちよく話すことができましたね。前の方で大きな声で笑ってくれはった男性の方、ありがとうございました。あれで私も調子に乗れましたよ。大阪弁でテンポ良く話す私をみて「関西の先生はみんなあんな感じですか?」って聞かれる方もいました。(関西人・・・・みんながそうではありませんよ) 講演会のあと、感想を見せてもらうと「感動した」「よくわかった」ってたくさんの方が書いてくださっており、本当にうれしかったです。そして、なんとか期待にこたえられたかと思うと、本当にホッとしました。 研究大会は9月2日でしたが、私が現地入りしたのが1日の夕方です。ホテルに着くと担当の西原先生の夫の西原茂徳先生が迎えに来て下さり、玄界灘に沈む夕日を間近に眺め(むちゃくちゃ綺麗!)、温泉につかり、地元のおいしいお寿司屋さんで、西原由美子先生、三塩事務局長と4人で夕食となりました。この店のウリである「穴子」は、今まで食べた穴子のお寿司でaA1でした。あーおいしかった! 研究大会当日(2日)は、9時から4時までが大会で、そのあと6時半からスタッフの反省会があったのですが、これがまたおもしろい!すごく盛り上がり、まるで忘年会のノリでした。あー楽しかった!反省会のあとも、あと2件の店で反省会・・・・ホテルに帰ると、日付はもうとっくに越えていました。 通常の講演の時だったら、終了後、夕方の新幹線で帰るものなのですが、今回は反省会にも招いていただき、もう一泊してしまいました。 9月3日、通常なら午前中の新幹線で帰るはずなのに、西原夫婦が10時に迎えに来てくださり、糸島観光に出かけました。この糸島がある伊都国は、歴史上本当にすごい所です。いろいろ見て回っていると、自分が奈良の飛鳥にいるような錯覚におちいってしまうのです。朝鮮や中国の影響もよくわかりました。ここは歴史の町です。 そのあとサンセットロードを通りながら、美しい海の景色を楽しみました。志摩町の二見浦には夫婦岩があるんですよ。そう伊勢と同じです。ホントびっくりです。 そして夕方、ようやく新幹線に乗って帰ったのです。 この2泊3日は忘れられないですね。仕事のこともそうですが、西原夫妻をはじめ、たくさんの方と出会い、語らい、飲み明かしたこと・・・本当に感謝感激でした。糸島のみなさん本当にありがとうございました。 やっぱり私は幸せ者です。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more
|