fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 「温かい授業でした」 事後研究会でこう言わせてもらいました。今日は芦屋市に行き、金川(かながわ)秀人先生の6年生道徳(人権)の研究授業をみさせていただきました。 授業の展開は指導案とは少し違うようになりましたが、途中で子どもの様子を見ながら臨機応変に変えていったベテランの味がそこにはありました。こういう進め方はなかなか出来ないものです。さすがベテラン、さすが金川先生、とうならせるところでした。 私は、授業では「心の揺れ」をとても大事にしたいと思っています。自分の考えと友だちの考えや教材文の「ズレ」がお互いの考えを高めていくと思うのです。その「ズレ」の典型は「対立」なのですが、今日の授業はそうではなく「深まり」でした。自分の考えに納得し、さらに感動していく、そんな授業でした。授業が終わったあとの子どもたちのほっこりした表情をみながら、私の心も温かくなりました。本当にいい授業をみさせていただきました。 「金川ワールドですね」って言ったのですが、あの柔らかな学級づくり、授業づくりはすばらしいです。いったいどうやったらあんなふうに出来るのでしょうね。 たぶん金川先生は「わざわざ」のできる先生なんだろうなって私は思っています。子どものために、授業のために「わざわざ」を実践しておられるのだと思います。そして金川先生にとって「わざわざ」は「わざわざ」ではなく「楽しい」ものとしてやっておられるのだと思いますね。子どもが好き、授業が好き、学級が好き、学校が好き、教師が好き、そして自分が好き・・・そんな金川先生だと思います。 そんな「金川ワールド」を若い先生たちには是非、「わざわざ」見に行ってほしいと思います。そして「わざわざ」のできる先生になってほしいなと願っています。
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