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2007年3月27日
「教師っていいなぁ」の最後の日でした
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 〜「教師っていいなぁ」 の最後の日でした〜
こんなタイトルで、西宮・北夙川小の古川正人先生からメールが届きました。その一部を紹介させてもらいます。
 
仲島先生、こんにちは。北夙川小の古川正人です。
昨日、6年生が無事卒業することができました。
福田先生と初めて元気塾に参加させて頂いてから、
ずっと仲島先生のクラスのような最後の日を迎えたいなと思い、
教えていただいた事を自分なりにいくつかやってきましたので、
少しご報告させて頂きたく思います。
先週の木曜日、「人間のええもん順に並ぶ」卒業試験を行いました。
正直、この前の晩は「ほんとに出来るか?」「どうしよう?」と迷っていました。
「ここでやらんとあかん」と思いながらも、試験直前まで悩みながら、「よし、やるっ!」と
気合を入れて教室に行きました。試験の内容を言うと、「先生何いうてんねん?」
という戸惑いの顔のあと、「そんなの出来ません」「おかしいです」という反論して
きました。うれしかったです。その後、職員室に戻ったら、すぐにその子が来て、
「並べました」と言い、行くと全員が輪になって手をつないでいました。うれしさと、
安堵感がいっぱいでした。

次の日にクラスの卒業証書を渡し、そして昨日がありました。
式の後、教室に行こうとしたら、クラスの女の子が笑顔で走ってきて、手をひっぱって
くれました。教室に行くと、2列で並んで笑顔で私を迎えてくれました。この瞬間に、
目がうるうるです。代表らしき子が、言葉を言った後、全員でSMAPの「ありがとう」の
替え歌を一生懸命歌ってくれました。「全員の顔を見てあげなくちゃ」と思いながらも、
涙で顔をあげることができませんでした。後から知ったのですが、休み時間に
音楽室を借りに行き、練習していたそうです。そういえば・・・と今になって気付きました。
やんちゃだった子も、物静かな子も、どの子も私のために、一生懸命頑張ってくれたことに感動しました。子どもたちの優しさがいっぱい詰まっているメッセージノートもプレゼントしてくれました。
仲島先生がいつもおっしゃっている「教師の仕事が10あれば、7,8でもできるけど、
13,14頑張れば、その分返ってくる。」まさにその通りだと思っています。
また、この事は保護者にも同じことが言えると思います。最後にすごく素敵な言葉と、
クラスの写真入りTシャツまでもらいました。同窓会で、着てくださいとのことだそうです(笑)
あの子たちのためにしてやれる事が限りがないことが教師という仕事の魅力であり、
今日、改めて、「教師っていいなぁ〜」と感じさせられました。
うれしさのあまり、長々と書いてしまい申しわけありませんでした。
また、4月からご指導宜しくお願いします。
 
 ほかにも、寺谷てるみ先生(西宮・甲東小)からは
修了式は、前日のうちに名前を書いた文集を集め、表紙に一人一人の「キラリ」としていたところを書いて渡しました。読んでいると、女の子が泣き出し、最後の私からのメッセージを読み終わったら、私も涙がでてきて、それを見た我慢していた男の子も泣き出し、涙涙の修了式となりました。本当にこの子たちに出会えて幸せでした。
 
 また、白土陽子先生(西宮・高木小)からも
最後は学級通信をまとめて製本したり、3年生卒業証書として一人ひとりにメッセージを書いたりしました。一人ずつ読んでいると、温かい拍手、そして子どもたちの目から涙が・・・。私も耐えられずに涙、涙、涙。 新米教師で、しっかり見てやれなかった申し訳なさはあるけれど、いいクラス、いい子どもたちに出会えたと思います。
 
 「ホンマええ先生やなぁ〜 ようがんばっとるなぁ〜 幸せやなぁ〜」
そんな思いで、うれしく、そして感動しながらメールを読ませてもらいました。
 

 

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Posted by naka602 at 09:08 | TrackBack (0)
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