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2008年2月29日
宮古島の宴会作法「オトーリ」
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 今日は4年に一度の2月29日です。
先ほど、沖縄県宮古島での講演から帰ってきました。
 
 27日の夜、那覇空港21:35着。
そこには昨年11月にお世話になった与那原町の岡さんと徳村先生が待っていてくれました。そして「国際通り」近くのお店にGO! ホテルに帰ったら午前1時になっていました。
沖縄には 「私を待ってくれる人」 がいるのです。こんなにうれしいことはありません。岡さん、徳村先生、比嘉先生、本当にありがとうございました。
 
 翌28日の午後2時40分、宮古空港に到着しました。沖縄県教組宮古支部の上地先生が迎えに来て下さり、午後6時より、宮古島の先生方へお話をさせていただきました。なかなかノリのいい先生方で、私も楽しく大阪弁でしゃべりまくりました。みんな一生懸命に聴いて下さり、拙著も完売、不足分は後日送付という感謝感激の講演会になりました。本当にありがとうございました。
 そして21時より親睦会、これがまたスゴイ! 
気候も暑いけど先生たちはそれ以上に熱いのです。若い小学校の先生が、自分の生き様や教育について涙を流しながら語ってくれました。中堅の中学校の先生が 「うちの中学生は、みんな10m潜って追い網漁をするんですよ。全国学力テストの結果がどうだっていうのですか。うちの子どもたちはすごいんですよ」 と誇りをもってお話されました。みんな宮古が大好きで、子どもが大好きな先生たちでした。泡盛を交わしながら、時間があっという間に過ぎていきました。
 
 泡盛といえば・・・・・・宮古島の宴会作法を教えていただきました。
「オトーリ回しま〜す」 と言うとその儀式が始まります。一人が口上を述べ、泡盛をグッと一飲み、そして横の人に杯を回し泡盛を注ぎます。その人がグッと一飲みすると、また次の人へと杯を回し泡盛を注ぎます。そんな「回し飲み」というか「イッキ飲み」が続いていくのです。そして1周します。するとまた違う人が 「オトーリ回しま〜す」  と言って口上を述べます。そしてまた同じ事が繰り返されます。
 「オトーリ」とは「お通り」という意味で、口上を述べた人が全員に泡盛を注いでいきながら、一人一人としゃべることによって仲よくなっていく 「つながりの儀式」 のようです。 泡盛は水割りにして注ぐのですが、その泡盛を入れる容器は、よく食堂で水を入れてある大きな容器です。その大きな容器とグラス杯を持って、1周していくのです。そら飲む量はスゴイです。そら宮古の人は酒が強くなるわけです。ホンマ凄いです。私もすっかり酔ってしまいました。2次会がすんでホテルに戻ると、今夜も1時を過ぎていました。でも本当に楽しいひとときでした。
 
 29日は宮古島空港16:25発までの時間、レンタカーで宮古島の社会見学です。文化施設や学校等を見て回りました。池間大橋、来間大橋、東平安名崎から見る景色や海は、表現できないくらいの美しさです。もうホンマきれいです。オキナワ最高です!
 
 「仕事」と言いながら、こんな楽しいことをしている私をどうかみなさんお許しを!
 

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Posted by naka602 at 21:32 | TrackBack (0)
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