fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 「改革」というのは、本当に難しいものです。市の改革や会社、学校の改革には内部の人間ではなかなか進まないので、外部から新しい風を送ることによって進めようとします。 橋下大阪府知事は、今大阪を大きく変えようと大改革に取り組んでいます。そんな橋下知事への支持率も高く、マスコミや世間の評判も上々です。私もそういう意欲は評価しますし、よくがんばっているなと思います。 でも私はどうしても納得出来ないのです、橋下知事の姿勢が。 今回「財政再建案」が発表されましたが、結局、子どもや女性、そして文化と弱い所に負担がかかりました。国際児童文学館の方が、「こういう時、効果が見えにくい子どもや文化にしわ寄せがくるのです・・・」と感想を述べられていました。 橋下知事の姿勢は、「強いところにはペコペコ、弱いところにはビシビシ」と私には見えます。今回の改革案も結局、言いやすいところには言うが、言いにくいところは素通りなのです。国の直轄事業負担金や府会議員の責任には手をつけずにいるのはどういうことだと思うのです。国や議員にも、ビシッと立ち向かっていく姿を見せてもらいたいものです。そして目に見える効果や成果はすぐに出なくても、「一番弱いものを大事にする」そんな姿勢をぜひ見せてもらいたいのです。 私は教員研修の中で、いつもこう言わせてもらっています。 学級づくりとは・・・クラスの中で一番厳しい状況の子どもが目をキラキラさせて生きている・・・そんな学級をつくることです。
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