fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text テレビでは大分県教員採用試験不正事件が何度も放送され、なんともやりきれない気持ちになります。なんでや!なにしとんねん!って思ってしまいます。 今年の夏も各地で教員採用試験がありますが、私は前からずっと思っていたことがあります。最近の採用試験は、筆記試験だけでなく、面接の時間を長くとったり、ミニ授業をさせてみたり、いろいろ取り組みが行われて、私たちの時より、ずいぶんていねいに見ていると思います。それはとてもいいことなのですが、私は「外遊び」のこともきいてほしいなあと思っているのです。 面接で、教育実習で学んだことや、ゆとり教育についての考えや、最近の子ども達の様子や・・・・・そんな当たり前のことを聞いても、たぶん学生は模範回答を練習しています。(最近は面接練習もどこの大学でもやっているようです) もし私が面接官なら、そんなことは聞かずに 「子どもの頃の外遊びで一番心に残っていることは何ですか?」 という質問をしてみたいと思っています。 「段ボール箱に乗って、坂を滑ったこと」 「毎日暗くなるまで、遊んで怒られたこと」 「落とし穴を作って、友だちを落として怒られたこと」 「休み時間に先生とドッジボールを毎日したこと」 「みんなで花の首飾りをつくったこと」 ・・・・そんな事を生き生きしゃべった人は、私なら文句なく合格です。 子どもの頃、楽しい外遊びをいっぱいした人は、きっと学校でも子どもと楽しく遊ぶ先生になると思うのです。でもそんな体験のない人は、子どもと一緒に無心になって楽しく遊ぶことはなかなか難しいだろうと思うのです。幼稚園や小学校の先生は、自分も遊ぶのが楽しくて楽しくてしかたない、休み時間は大好き!そんな先生であってほしいと思うのです。 採用試験の実技で、絵本の読み聞かせが上手な人が、いい先生になるとは限らないのです。それよりも休み時間に子どもと一緒に遊べる人がいいのです。そんな先生に絵本を読んでもらったら、子どもは先生の読み方が下手でも大満足なのです。 テレビゲームに、携帯、パソコン・・・そんな時代だからこそ、今「遊ぶ先生」が求められている。私はそう思っています。 今日の昼間、近くの公園の噴水で、子ども達が服を着たまま、ずぶぬれになって遊んでいました。噴水が定期的に出たり止まったりするので、その穴にわざとにおしりをつけます。そして、水が出ておしりに当たり「キャー」と大騒ぎ!そのはしゃぎぶりがなんとも言えずかわいい!そしてそばには、それをニコニコみているお父さんとお母さん、ホントいい休日のいい光景でした。
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