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2008年10月13日
息子の教育実習
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 先週末で、息子(大学3年)の4週間の教育実習が終了しました。
子どもたちからのお別れの手紙や写真をいっぱいもらって帰ってきました。
「本当の教師になったら、あの小学校に行きたい、あの子どもたちにまた会いたいわ」
そんなことを言っていました。
 
 実習に行く前は、不安でしかたなかったようです。その上、地元西宮の小学校です。周りからは「市教委にいた仲島先生の息子さんが来る」とも言われていたようで、息子にはいろいろプレッシャーややりにくさがあったと思います。そんなわけで私も気をつかい、実習の件ではあまり息子と話をしませんでした。
 実習から帰ってくると、母親や姉と学校の様子を話しているのですが、それを隣の部屋から聞いている私でした。「子どもが両手にぶら下がってくるねん」 とか 「ほかの教室から帰ってくると『おかえりなさい』って迎えてくれるねん、かわいいわ」 とか 「お漏らしの世話をしたんや」 とか 「6年生にダンクシュート見せたら、むちゃくちゃ喜んだ」 とか・・・・・そんな話を聞きながらホッとしていた私です。
 「いろんな子どもがいるのに、A先生はうまくまとめているねん、ホンマすごい!」 と担任のA先生に尊敬のまなざしを送っていましたし、「B先生は1年生に魔法をかけて授業をしているみたいやった。なんであんなに集中して聞かせることができるんやろ」 と1年生のB先生の授業にもびっくりしていたようです。
 
 ある日の夜、息子の部屋からなにやら声が聞こえるのです。聞き耳を立ててみると、どうやら絵本の読み聞かせの練習をしているようです。親バカの私は思わず 「がんばれ」 と小さく小さく声を発してしまいました。ある夜はタンブリンの音が聞こえてきましたし、ゴミ箱には、書き損じたリンゴの絵やカレーライスの絵・・・・・。それを見ながら微笑んでしまう私でした。
 
 4週間の間、担任の先生だけでなく、多くの先生方に関わっていただいたようで、本当に幸せな実習生ですわ。授業はもちろんですが、勤務が終わった後にはバレーボールをしたり(試合にも出たらしい)、また夜には飲み会にも何度か連れていってもらったようです。
 
 
 最終日は学級でお別れ会をしてもらったようで、帰ってきてから母親に
「お別れ会、どうやった?」
とたずねられ、
「子どもたちがいっぱい泣いて、自分も最後泣いてしまったわ」
だって・・・・・・・・。
 
 
よかったなあ雄介、ホンマよかったなあ。
 
 
 

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Posted by naka602 at 23:12 | TrackBack (0)
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